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2008年5月 1日 (木)

恐るべき天才ギタリスト

Bhks_e20
こんばんは。最近you tubeを頻繁に利用しております。昨夜(4月29日)とんでもないギタリストに遭遇しました。名前はLiJie(李潔)といいます。1981年生まれ中国人です。昨夜大方3時過ぎまで聞き入ってしまいました。

パガニーニ カプリス第24番
マラッツ  スペインセレナーデ
アグアド  序奏とロンド
バリオス  コンサートエチュード第1番
タレガ   グランホタ

彼女についてはこちらに詳しく紹介されています。中国ではCD、DVDも発売されているようです。

素晴らしい技術なのですが、それよりも音が素晴らしい。少なくともギターが民族楽器であることを忘れさせてくれます。上記の紹介によれば彼女を含めて天才女性ギタリストのカルテットまで組んでいるそうです。またLiJieを含む3人のギタートリオはGod's Favored Girls - Super Trioとまで呼ばれているようです。なにごとも大げさな中国らしいですが、少なくともLiJieの演奏を聴けば、そのように呼ばれるのもうなずけます。

まずはパガニーニのカプリスをとくとご覧ください。

2008年4月24日 (木)

ピアニストの名言・迷言 第2回

C2ptezje
こんばんは。ピアニストの名言・迷言は第2回目です。今夜は夭折のピアニスト ディヌ・リパッティ(1917−1950)です。この夭折とはふつうの人が早死した場合には使わない感じだそうです。天才か、あるいは何か大きな業績を残した、あるいはその途中で命が若いうちに途絶えた場合に使うのだそうです。

今回は少し長いですが、ジュネーヴ音楽院教授時代に、生徒からのショパンのエチュード作品10−3(別れの曲)をどのように作っていったのかを尋ねられた時

「少なくとも6ヶ月は毎朝ゆっくりと。片手で音を注意深く聴きながら、腕や手や身体の動きをじっくりと研究しました。そうすると、自分の音楽上の考え方が鏡に映ったようにはっきりしてきます。そのとき初めて人に聴かせられるようになりました」

と笑いながら答えたそうです。

残されたリパッティの録音から想像しますと、彼は大変なテクニシャンであると同時に、練習の痕跡が微塵も感じられないような、何か新鮮さがあるのです。

ショパンのエチュードは技術的に難しい曲が多いのですが別れの曲は初心者とまではいいませんが、ピアノを数年習った方なら弾いている人も多いと思います。中間部の両手の重音は易しくはありませんが、唯一エチュードの形跡がある部分です。これが少し難しい部分です。

この曲を弾こうとする方なら譜読みは1週間もかからないでしょう。それをリパッティは半年もしかも片手でというのが私の驚きでした。譜読みの早さに自信がある人にはひとつの「警鐘」かもしれません。

この本では紹介されていませんが、リパッティがベートーヴェンの皇帝(ピアノ協奏曲第5番)とチャイコフスキーの1番(ピアノ協奏曲)を録音を所望されたとき、皇帝は5年、チィコフスキーは3年待って欲しいと答えたそうです。冒頭の生徒に対する答えから十分にありえる話だとあらためて思いました。

冒頭のリパッティの本は他の機会にもっと紹介したいと思います。

2008年4月23日 (水)

知るを楽しむ (私のこだわり人物伝)

Usi2pbus
こんばんは。4月に「知るを楽しむ−私のこだわり人物伝」でコラムニスト天野祐吉が「カラヤン 時代のトリックスター」は4月に4回にわたって放映されましたが、皆さんの感想はいかがでしたでしょうか。

私にとっては今回のテーマは陳腐とまではいかなくても既知のことがほとんどで、天野祐吉の発言はどちらかというと鬱陶しいとはいわないまでも邪魔だった。挿入されている映像を観るほうがよほど楽しかった。見栄えがよくない上に語り口が人を引きつけるものではなく、さらに口上が長い。これは天野祐吉の責任ではなくて制作側の問題である。

カラヤンがVHSとベータ方式のビデオ規格をめぐってベータを推薦はしたものの積極的には関わってはいませんでした。カラヤンがソニーからCDの説明を受けたのが1979年、CDの規格が当初案=収録時間60分、直径11.5cmだったのを収録時間74分、直径12cmになったのはカラヤンのひとことが決め手になったのはご存じだと思います。すなわちベートーヴェンの第9交響曲が1枚に収まる規格にということでした。またカラヤンは地元アニフ(ザルツブルグから南に約10kmの小村)にソニーのCD工場を誘致して、地元の雇用創出に貢献したのです。

たぶんみなさんはお忘れになっていると思いますが、ベータでVHSに破れたソニーはその反省から世界的な企業(音楽産業も包含する)フィリップスとの2社でCD標準規格(レッドブック)を策定したのです。

カラヤンは1965年に自身と映画制作会社ユニテル社との折半でコスモテル社を設立、オペラ、交響曲の映画制作を積極的におこないましたが、オペラ映画は映画館で積極的に上映してくれるとこらがなく、あっても興行収入はほとんどありませんでした。またテレビ放映をあてこんだ交響曲の映像は数社のテレビ局に売れただけで、1971年にコスモテルは活動停止、作品の権利はユニテルが買い取ることでコスモテルは清算されたのです。時代を先取りしすぎていたのです。1965年から1971年にはまだVHSなどのホームビデオがまだなかったのです。デッキが発売されたのが、ベータは1975年、VHSは1976年でした。カラヤンは肉体的にも経済的にも投資した映像作品のすべての権利を失ったのでした。

その後、VHS、ベータ、LDそしてDVDとカラヤンの先見の明が花開いたことは周知の通りです。カラヤン帝国興亡史の中川友介は「カラヤンはクラシック音楽の民主化をもたらした」、天野祐吉は「カラヤンはクラシック音楽の大衆化(低俗化ではない)をもたらしたと、カラヤンの遺産に関して意見を提示しています。

ビジネスマンといわれたカラヤンを皮肉るわけではないのですが私は「カラヤンは音楽家の生活を将来にわたって保証する方法を編み出した」と思っています。

私はカラヤンの音楽は前にも述べたように好きではありませんが、スミー・ジョーをレッスンしている時、カラヤンの彼女にたいするアドバイスは素晴らしいものでした。言葉は忘れましたが、本人も気づいていない特性を称えながらの厳しい指摘はレッスンの鏡のようにも思えました。

小さいことかもしれませんが、キャスリン・バトルもアンネ・ゾフィー・ムターもカラヤンが見いださなければ現在の成功はありえたでしょうか。

5月はグレン・グールドがテーマです。語り手はグールドに関する生き字引 宮澤淳一です。彼はハンサムですが、語り口は私はまだ知りませんが楽しみです(ヒア アフターに少しだけ登場していましたが)。

グレン・グールドの放映は

5月6日(再放送 13日)
5月13日(再放送 20日)
5月20日(再放送 27日)
5月27日(再放送 6月3日)

蛇足ですが、テキスト(カラヤンとグールドの2シリーズ分1冊)がNHKから発売されています。

2008年4月21日 (月)

ピアニストの名言・迷言

Yghdtmkn
こんばんは。私は音楽ことにピアノが好きですが、それにまつわる伝記、評伝等も劣らず好きです。その中でもピアニストの名言(迷言?)には、ある種の深淵な真理とともに自虐・他虐も含めてある種のアイロニーが込められていると思うのです。今までに知り得た名言・迷言をご紹介致します。

第1回目はバックハウス(1884−1969)です。何故バックハウスなのか、理由は簡単です。私が初めて手にしたレコード(アナログ・ディスク)がバックハウスのベートーヴェン「熱情」でした。

インタビューア 「マエストロ 暇な時は何をなさっていますか」

バックハウス 「暇な時は、ピアノを弾いています」


レコードのライナーノートにあったエピソードです。当時16歳の私は何と人を小馬鹿にした発言だろうと思いました。恐らくインタビューアはピアノを弾いていない時の、息抜き、あるいは趣味について問いたかったに違いありません。私は冗談にしては少し毒がきつすぎると当時は思いました。

学生のころ(1973年頃?)バックハウス、カールー・ベーム指揮、ウイーン交響楽団の共演でベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番ト長調の映像がNHKで放映されました。バックハウスの残された数少ない映像でしたのでビデオ、ないしLD(レーザーディスク)の形で欲しいと思いましたが、買いそびれてしまい、長い間待っていました。それが昨年ベームのモーツァルト、シューベルトの交響曲と2枚組で発売されましたので、ようやく手に入れることが出来ました。

このDVDにはバックハウスの自宅での練習風景およびインタビューがあり、その中でバックハウスは「この曲(ピアノ協奏曲第4番)を10代の頃から毎日練習しているが、満足に弾けたことはほとんどない」と答えているのです。特に冒頭のピアノソロの部分のことを指しての発言でした。この曲を10代の頃から練習しているということも大きな驚きでしたが、たしかに齢80を超えたバックハウスではありましたが、この「毎日」という言葉がとても深く印象に残ったのでした。

このDVDの中のインタビューも終わる頃、冒頭の「暇な時はピアノを弾いています」がふと浮かんで来たのです。「そういうことだったのか」とようやくバックハウスの真意を理解したような気分になったのです。

賢明な皆様は、バックハウスの発言の真意をごく当たり前のように理解されると思います。バックハウスにとってピアノ、音楽が人生そのものだったような気がします。また現役のピアニストである限り、ずっと弾き続け(練習も含めて)なければならないということも言っているような気がするのです。

2008年4月11日 (金)

私のソフト

Ofwedi9b

こんばんは。3月の下旬にハードディスクが昇天して以来ようやくすべてのソフトウエアが出そろいました。音楽には直接関係ありませんが、強引に音楽に関係付けて紹介したいと思います。

ウィンドウズ XPのプロフェッショナルのSP2

オフィス   XPのプロフェッショナル

ブラウザー  LunaScape
ブラウザーのエンジンはIEですがスキン(いわゆる見かけ)が変わります。同時にたくさんのページを開いてもタブが複数でき、また同時に複数のページを閲覧することも可能で、これは手放せません。

メール Becky2
これも多機能なメーラーですが、何といってもメールサーバー上で不要なメールが削除できることです。パソコンに取り込む前にメールサーバ情報を取得一覧にするわけです。

セキュリティ AVAST
ホームユース版はいわゆる「タダ」です。但しユーザー登録してシリアル番号を入力しませんと1ヶ月で動作が打ち切られます。1年間有効ですが、翌年に再度シリアル番号を入力すれば永久に使えるわけです。蛇足で書きますがシリアル番号を紛失すれば一からダウンロードすればいいのです。

日本語変換エンジン ATOK16
今時MSIMEなど使う人はいるのでしょうか?とはいうものの音楽用語はほとんど変換は全滅です。辞書登録しています。

PDF関係 瞬間PDFVer.2(PDFライター)
       クセロReader Zero(PDFリーダー)


これもどちらも「タダ」です。但しユーザー登録は必要です。PDFなんか必要ないと思われている方も多いと思いますが、たとえばワードの文書であって保存ファイルは文字とワードのシステムが付属したファイルですから重いですし印刷もうまくいかない時もあります。PDFは軽いですし印刷設定の心配無用、また削除修正される心配がありません。

画像処理 Jtrim
これもタダです。私はフォトショップ、イラストレーターとも持っていますが、ほとんど場合このJtrimで済みます。タダではGIMPがありますが、こちらはそれなりの知識が必要です。Jtrimは知識はほとんど必要ありません。直感で使えます。

動画ダウンロードツール Craving Explorer
今流行のFLVファイルのダウンロードあるいは動画から音声だけダウンロードできる優れものです。これもタダです。

FLV関係 Morea Flv Downloader
   Morea Flv Player
   Free Flv conveter

名前でわかると思いますが、一番上はflvのダウンローダー。真ん中はflvのプレーヤ−、一番下は動画をflvに変換するコンバーターです。これもすべてタダですが、メニューはすべて英語です。メニューは日本語よりわかりやすいと思います。辞書でメニューの英語をひもとくよりも、実際に使って見た方が速いと思いますが。

WAVEのリッピングソフト CD2WAV32
リッピングとは「盗む」という意味ですが、通常はこのソフトは必要ないと思います。今回ハードディスクが壊れた時、娘のピアノの録音(WAVEファイル)がたまたまCDにしておりました。また発表会のビデオから音楽データだけ抜き出してWAVEファイルに保存、これもたまたまCDにしておりました。これも元のWAVEファイルに戻すため急遽ここれを探し出したのです。これもタダです。蛇足ですが通常CDのリッピングはWAVEをいわゆるmp3(wmaなど)などの圧縮音声ファイルにするだけで、元のまま取り込みません。

動画から音声抽出 えこでこツール
昨年の11月に公開されたツールでまさに私の為に作成してくれたようなものです。娘の発表会はデジタル録音、デジタルビデオ両方用意しておりましたが、私の手違いで録音はお釈迦になりました。私は娘のピアノを映像だけでなく、音声のみで聴きたいと思っておりましたので、なくてはならないツールです。

システム関係 窓の手
        NTREGOPT
        Lhasa
        BunBackup

「窓の手」は有名なソフトですが、私が使っているのは主に3種類だけです。デスクトップのアイコンについているショートカットのアイコンの矢印・・これがうっとうしくてたまりません。これをまずはずします。ログイン時の立ち上げを数秒でも速くするため自動ログインの設定をしています。インターネットエクスプローラの一時ファイルは知らない間にたくさんたまります。これを掃除します。これもタダです。

NTREGOPTは英語のソフトですが、英語はとても簡単で誰でも使えます。不要なレジストリの削除とレジストリの再構築をしてくれます。もちろんタダです。

Lhasaは圧縮ファイルの解凍ソフト

BunBackupはバックアップのソフトです。環境設定が楽で設定をしておけば自動でバックアップしてくれます。

以上すべてではありませんが、私が重宝しているソフトばかりです。何かのお役に立てれば幸いです。

2008年4月 3日 (木)

パソコン故障 その後

こんばんは。ご無沙汰しております。パソコン故障からずいぶん時間が経ちました。その後の経過をご報告いたします。シーゲイトジャパンにはシーゲイトリカバリーサービスという部門があります。ここの部門に依頼して壊れたハードディスクのデータ復旧を依頼したのですが、残念ながら復旧は断念しました。

完全な物理的な故障ですので、データ復旧は可能だが、費用が70万円くらいかかると連絡がありましたので、当然止めました。ここで、恨み節を少し書きます。

パソコンの中でハードディスクは使い方にもよりますが、私の場合寿命が約3年くらいです。今回の場合はそれよりも短く2年半ぐらいで、全面的なバックアップを考えていたところでした。

シーゲイトリカバリーサービスの応対は丁寧なおかつ親切ですが、ひとつだけどうしても納得いかない点があります。パソコンの最重点部品であるハードディスクの寿命が端から2,3年と考えていることです。もちろん購入1年以内は製品の保証はしてもらえますが、中身のデータはその限りではありません。

費用はデータを復旧できてもできなくても1台8400円です。ものすごく頑丈な包装および返送料込みですので、決して高くはありませんが、データ復旧サービスに出すときは覚悟を決めておいた方がいいです。

ところで、ASUSから記憶装置にフラッシュメモリを使ったEeePCのことはご存じでしょうか。現在4GBのモデルが49800円で販売されております。8GBモデルも夏頃には出そうです。

私が言いたいのは、現在のハードディスクの寿命はとても工業製品とはいえない寿命すなわち信頼性で市中に出回っているということです。ちなみに現在では160GBのフラッシュディスクが市場にあります。但し価格は16万円もしますが、現在のハードディスクの大容量化、アクセススピードアップ、低価格といったものが、フラッシュメモリとクロスするのは、ここ5年以内ではないでしょうか。

私は、家庭でパソコンを使い始めて12年くらいですが、この間ハードディスクを昇天させたのは今回で7回目です。単純計算でも2年も寿命がないのです。もちろん使用方法の問題はありますが。

ウインドウズの再インストールは経験のある人には簡単ですが、まだまだハードルが高い作業です。もちろん万が一の場合に備えて、バックアップ(コピー)があるのですが、問題はバックアップ先がが別のハードディスクならこれもまた故障の可能性があります。DVDですが、ブルーレイではないDVDは4.7GBの容量ですから、デジタルビデオのオリジナルデータはとても1枚には入り切りません。やはり現在ではハードディスクが必要です。

不幸中の幸いで、2月中までのデータは他のハードディスクにバックアップできていましたが、大切なものを失ったのも事実です。

以前にも書きましたが、バックアップを絶対しておかなければいけないものを再度記して「他山の石」にしてほしいと思います。

1 作成したファイル
2 メール関係(アドレス、受信メール、送信メール)
3 お気に入りのURL
4 FTPの設定(ホームページを持っている人)




2008年3月22日 (土)

またまたパソコン故障

こんばんは。またまたパソコンが故障です。この記事は娘のパソコンから入力しています。しばらく更新ができないと思います。メールもダメです。おそらく来週いっぱいだめだろうと思います。パソコンのHDDから異音がしましたので、多分HDDの昇天だろうと思います。また再インストールです。いい加減にうんざりしています。昨年、その前は2005年でした。HDDの寿命はやはり3年ですね。シーゲートは復旧サービスがありますからそれを依頼するつもりでおります。

2008年3月21日 (金)

卒業

こんばんは。息子と下の娘が相次いで卒業しました。真ん中の娘と弟は2歳違いです。姉は4年制の大学を、弟は高専を卒業しました。昨日20日が弟の、本日21日が姉(次女)の卒業式でした。

卒業といいますと、ダスティ・ホフマン主演の映画が思い出されます。何と1967年の映画だったのですね。確か私は高校1年生。この映画は私の姉の友達(5歳年上のお姉様)に連れていってもらいました。

一番気になったのがミセス・ロビンソン、アン・バンクロフトが演じてましたね。1962年「奇跡の人」でミセス・サリバンを演じてアカデミー主演女優賞に輝いた女優さんとは当時は知りませんでした。

一緒に観にいったお姉様(私の姉の友人)から、映画の感想を尋ねられて、ミセス・ロビンソンがともかく気に入ったと答えたら、「あなたもませてるわね」とひとこと。正直に言っただけのに。少し顔が火照ったような記憶が今でもあります。本当は「お姉様が・・・と言いたかったのですが」

このお姉様は姉の女友達の中でもとびきり才媛でしかも美人。姉に頼み込んで連れていってもらったのです。本当は映画どころの騒ぎではなかったのですが、食事にも連れていってもらいデートもできて大感激の一日でした。

ミセス・ロビンソンを聴きますと、アン・バンクロフトとこのお姉様がどうしてもダブリます。このお姉様は当時大学2年生。

40年前のお話です。

2008年3月20日 (木)

淑女のための「クラシック入門」

こんにちは。なにやら怪しげなテーマですが、極めて真面目に書きました。三年以上も前でしょうか、初めてクラシックのコンサートに誘われてどうしよう?という悩みの相談がありました。その時に書いたものです。結構ばかばかしいですが、真剣に書きましたから余計にそれが浮かび上がります。では、どうぞ。

淑女のためのクラシック入門 第1回

ヨーロッパの社交界では、ソーシャルダンスとクラシック音楽は、教養の一部とされている。日本はそこまでいっていないが、「クラッシック音楽が趣味」なんて言われると、その人の「育ち」を想像してしまう。中流以上の整った環境でないと、クラシック音楽は趣味としてなかなか根付かないものです。
 都倉俊一という人をご存じでしょうか?ピンクレディーのヒット曲は、ほとんど彼が作曲したのです。
 その彼が、モデル上がりの女優、大信田(おおしだ)礼子を見初め、彼女を、ある宝石に例えた。それぐらい「ぞっこん」だったのである。都倉は、父が当時イスラエル大使、自身は学習院出身と、さぞかし恵まれた環境で育ったに違いない。
 話はここから始まる。都倉と大信田がヨーロッパに新婚旅行に出かけた折、ルーブル美術館に立ち寄ったという。そこで、彼は礼子に、とある作品について尋ねたところ、彼女は「知らない」と答えた。「こんな絵も知らないのか」と都倉は激怒したそうな。まさか「モナリザ」ではあるまいが、有名な作品であったことは察しがつく。
 その後まもなく、彼らは離婚、その原因のひとつに、ルーブルの1件があったという。都倉ほどの人物が、大信田の教養程度を見抜けなかったのか、と思うが、惚れた弱みか、見えなかったとしか、言いようがない。
 当時、私は大信田礼子の大ファンだった。彼女は京都出身のお嬢さんだったが、いわゆる教養というものに縁遠く、ミスコンに応募して、受賞してしまったらしい。後年、テレビで虎のパンツをはいた、大信田には、興味はなくなったが。
 あのとき、ルーブルで彼女が正解を答えていたなら・・、こんな思いがふとよぎった。美術と音楽との違いがあるが、貴女が、もし聴いたこともない曲が並んでいるコンサートに、彼から誘われたら、どうなさいますか。クラシックは彼の大切な趣味、何とか話を、「付け焼き刃」でいいから話を合わせたいと願うなら、これからの話は、きっとお役に立つはずです。続きは明日に。

淑女のためのクラシック入門 第2回

「続きは明日」と書きながら、かなりの時間が経ってしまいました。少し「義務感」みたいなものが、自身で感じられましたので、書くのを躊躇していました。クラシックのコンサートに誘われた貴女は、二つの方法を選択できます。彼にクラシック音楽についての経験が皆無に等しいことを伝えて、彼にすべてを委ねてしまう。もうひとつは自分で密かに限られた時間で、俄通?になってしまう。クラシック音楽について、彼がどのような態度で、どのようなレベルの説明をするのか、とても興味深いのですが、「淑女たる貴女」はもちろん後者を選ばなければなりません。それでは俄音楽通になるのにはどうすればよいのかということですが、まず�コンサートのプログラムから、演目を調べなければなりません。コンサートのプログラムは、通常、「作曲家」「曲名」「演奏家」この三つが必ず書いてあります。以上のことにより、この3つの情報を得て、貴女の知識にしてしまえばいい訳です。情報源はもちろんインターネット。問題は曲を聴かずして、音楽知識が身につくかどうかですが、これは大丈夫です。ただし条件があります。世界史の嫌いな人は、絶対といっていいほど音楽の知識が身につきません。もし貴女が世界史が嫌いなら、今からでも遅くは決してありません、好きになることです。

淑女のためのクラシック入門 第3回

こんばんは。前回は「世界史」などと、大層なことを書いてしまいましたが、実はたいしたことは、ありません。例えばベートーヴェンが生きていた時代には、ヨーロッパでは、どのような国が、どんな政治的事件があったのか、音楽家以外の芸術家は?、あるいは文学者?。画家?科学者?など、エピソードとして知っていればいい訳です。以上のことは音楽史、誰がどのような曲をいつ作曲したか?を理解するための「小道具」となります。
 さて、肝心の曲目と演奏ですが、同じ曲のCD(演奏家、演奏団体は問わない)を購入しましょう。プラグラムが3曲ならば、3枚のCDが必要ですが、1000円程度の廉価盤で結構です。ただし必ず日本盤を購入します。ブックレットの日本語解説が読めるからです。
 さて、これからが大変です。メロディーは覚える必要は全くなく、まず曲の構造を覚えましょう。曲の構造とは、交響曲なら、4楽章(大抵の場合)ですから、4つの曲から成っていることが分かればよろしい。
 ここで疑問が出てきたら、必ずメモしておきます。そして、インターネットで調べても分からないときは、その分は彼に尋ねます。疑問の数が多いほど、後ほど、驚くほど曲の理解(メローディーなどを覚える等)が早まります。
 準備期間が1週間あるとすると、毎日1回はCDを聴くこと、そして3回はブックレットの解説を読むことです。
 以上のことは、大変「辛い作業」ですが、頑張ってみて下さい。尚、以上のことが「ださい」と感じる貴女は、セレブな彼をまず捕捉することは不可能、違う人生を探して下さい。
 音楽を聴く環境にあるということは、いわゆる、貧乏では絶対不可能、コンサートのチケットは高いし、家でCDを聴くのにも、本格的装置なら、300万円などすぐオーバーします。LP、CDの在庫も数百万円になるはずです。音楽を聴く部屋も必要です。以上のことを、総合的に判断すれば、セレブでないと音楽を趣味にすることはできません。
 もちろんどんな事象にも「例外」が存在しますので、「そういう彼」に巡りあったら、「自身の不運」とあきらめて下さい。
 目の前の現実を書きますから、「嫌なことを書くなぁ」と思われるかも知れませんが、読み進んで下さい。もし、貴女が「高学歴」をお望みなら、これも当たる確率が相当高いです。以上をお読みになって、「筆者自身はどうなの」と疑問に思われるかもしれません。当然のことですよね。筆者は当ホームページをご覧になれば、おわかりと思いますが、「例外の方」に属します。ですから、貴女から見れば「はずれ」な訳です。
 40年に亘る音楽生活の中で、私と出会った、男性、女性の共通点を私は書いております。(この項続く)

淑女のためのクラシック入門 第4回

こんばんは。前回は極めて「打算的」なことを記述しましたが、要は、クラシック音楽を趣味にしている人のバックボーン(背景)を理解して頂ければよい訳です。

 さて、メロディーは覚えなくてよい、おおよその形だけでよいと書きましたが、音楽ですから、どのような音が鳴っているか、当然知らなくてはなりません。それでは、何故矛盾したことを述べているのでしょうか、それをご説明致します。

 世の中いろいろな人がいるもので、一度聴いただけで、メロディーはもちろん、リズム、ハーモニーの特徴、果てはクライマックスまで覚えてしまう人がいます。よくいう、感受性、センスだけの問題だけでは、なさそうです。これらをできるように訓練しなさいといっても、ことは単純ではありません。

 しかし、曲の構造、例えば4楽章であるとか、第1楽章はテンポの速い楽章であるとか、第3楽章が、メヌエットであるとかは、誰にでも理解できます。これらは、音符以外の「情報」と言えます。これらの情報を身につけますと、一応音楽の話は「わかります」
まずは、「わかる」ことから、始めることが肝要です。

淑女のためのクラシック入門 第5回

こんばんは。第5回と銘打っておりますが、本日は番外編です。今日はとても重要な内容?になっていますので、よく読んで下さい。

一般的なことですが、あることに精通しているかどうかは、2,3の質問をするだけでよいと、よく言われます。もちろん核心をつく質問でなければ意味がありません。

一見、音楽通に見える「貴女の彼」ですが、本当に通(言葉が古いので、造詣が深いと、書き直しましょうか)かどうか、以下の質問をさりげなく(決して正面切ってなんてことはなさらないように)してみて下さい。

�スポーツの大会の表彰式(大相撲の優勝式も)などに流れる栄冠を祝う音楽がありますね。この曲の曲名と作曲者は?

�ドイツの国歌の、原曲の曲名と作曲者は?

これを即座に答えられない「通はいない」と私は断言します。

もちろん、彼が「通」でなくてもよいのですから、この質問は「通ぶっているかどうか」を見極めるのがねらいです。

彼の人間性も顕わになってくるかもしれません。その答え方によっては。

ところで、質問の対象になっている音楽が、思い浮かばない貴女は、こと音楽に関してはかなり「浮き世離れ」しております。厳しい表現をすれば、「質問する資格はない」のですが、「淑女のためのクラシック入門」は、もともと資格のない女性を対象に、書いておりますのでご安心下さいませ。

答えですが、ここには載せません。「表彰式の音楽」、「ドイツ国歌」で検索して頂ければ簡単に見つかります。 

淑女のためのクラシック入門 最終回

こんばんは、今回で「淑女のための・・・」は最終回に致します。もう少し高度な内容にするつもりでしたが、何せ、私の能力の問題もあります。音楽を聴いても、何も感じない人=ずいぶんたくさんいらっしゃるのです。しかも女性に多い?と私は思っています。

感じないのは、下地がないからですが、下地を作ろうにも「きっかけ」ない。動機が何にもまして重要ならば、「きっかけ」になってくれるはずです。そこで思いついたのが、「セレブな彼から、コンサートに誘われた」という命題です。

今まで、書いたことを実行して頂ければ、クラシックなんて、どうってことないのですが、音楽の感動を言葉にすることは大変難しいものです。コンサートの終了後、彼から「どうだった?」と尋ねられるに決まっているのですから、その答を事前に準備しておくべきです。ただ、感激した、すごくよかったでは、彼は納得しないはずです。

最終回は途中ですが、続きはまた近日中に書きます。

淑女のためのクラシック入門 最終回 続き

こんばんは。さて男性が、淑女に求めているリアクションとは何でしょうか?これをまず考える必要があります。コンサートが終わって、どうだった?(いかがでしたか?)と問われ場合、「感動的なところがいっぱいあって、幸せ!」と、具体的なことは、はぐらかすことです。

そもそも、音楽鑑賞とは、ある種の「回帰現象」で、一度聴いたことがある、メロディでないと、普通は楽しむことなどできません。グレン・グールドが幼い頃(小学生低学年?)ワグナーの「トリスタンとイゾルデ」を聴いて感激の涙を流した、このようなことはごくまれなことです。ただ、音楽を多く聴いていきますと、今まで経験のない種類の音楽がとても新鮮に聞こえることがあります。

話が横道にそれましたね。例えば、ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調(通称「運命」)を聴いたあとで、第3楽章のスケルツォのコーダから第4楽章の導入部は、「不気味な予感がするわ」・・・このような反応は男性は望んでいません。理由は簡単、「知りすぎているのです」。

分かっていても、口にはしない、ここが淑女であるかどうかの境目です。音楽好きの男性はリードは自分の方がしたいのです。

それでは、続きは、また後日。

淑女のためのクラシック入門 最終回 続き その2
 
こんばんは。前回、前々回の書き込みを見比べますと、矛盾しているような内容ですが、よく読んで頂きたいと思います。さて、コンサートの経済的な事情についてお話しするのを書き漏らしていました。クラシックのジャンル別に(演奏形態?)みて、�オペラ、�管弦楽、�協奏曲、�室内楽、�独奏曲(ピアノ伴奏付きを含む)に分けることにします。�は3万円から5万円(海外の演奏団体の場合)、�5千円から2万円、�3千円から2万円、�3千円から1万円、�2千円から1万円

日本人ですと、上記の半額くらいからコンサートに行けます。演奏内容が日本人は外国人の半分か?ということは、絶対ありません。ご安心下さい。

当日のチケットには金額が必ず記載してありますで、彼がどの程度のコンサートに誘おうとしているか、それで大体判断がつきます。貴女は聡明な淑女ですから、金額=演奏内容ではないことぐらい、とっくに承知。問題は、チケットの金額に対し演奏内容はどの程度か?ということにあります。

これは相当に難しい問題です。クラシックをほとんど知らない貴女なら、ましてそうです。そもそも「演奏の良し悪しとは」一体なんでしょうか?

音が汚い、音の強弱、大小が少ない、アンサンブルがそろわない、音程が悪い、間がない、これらの反対を想像できますか。

話は古くなりますが、N女史の演奏するカレーのコマーシャルのバックに流れている、シューマンの「謝肉祭」、ウエーバーの「舞踏への勧誘」(今はもう流れていませんね)この演奏が良いかどうかを、判断の材料にしたかったんですが、残念、今はもう流れてないのですね。続きは後日

淑女のためのクラシック入門 最終回 これで最後にします

どこか、最後にするのは寂しいですが、とうとう最後になります。「淑女のためのクラシック入門」は、肝心の「音楽を聴く」こと以外の「外面的」な事柄についてお話しして参りました。作曲家とその年代、時代背景、曲の編成(オペラ、管弦楽等)、果てはチケット値段まで。要するに音を聴くまでの外堀を全部埋めてしまった訳です。本来なら、楽譜のことも書きたかったのですが、これはまた別の機会に。

音楽好きの彼をとらえれば、後々楽しいことがたくさん待っています。ひとつ例をあげて締めくくりとします。彼の好みの食べ物よりも、彼の好きな曲を憶えておく方が、貴女は彼から大事にされます、いや、敬意を表されるでしょう。男性にとって、そのくらい音楽のもつ、モチベーションは高いのです。これは私の場合ですが、女性と音楽をどちらか選べといわれれば、迷わず音楽をとります。理由は簡単、音楽の中には美しい女性はいくらでも存在します。もちろん実体はありませんが。

さて、気になるのは結果ですが、残念ながらうまくいかなかったそうです。コンサートに一緒に出かけたのですが、その時偶然にも高校の同級生に出会ってしまい、その方とお付き合いしているそうな。可愛そうなのは男性ですが、これはもうあきらめるしかありません。

彼女からもちろん御礼の言葉はありましたが、何と「怖がらずに出かけると何かいいことあるのね」でした。クラシック音楽への不安だけは取り除いたようです。



2008年3月18日 (火)

バッハへの誘い(いざない)

Qh_taeza
こんばんは。少し娘のことから離れて、といっても音楽ですがバッハとバッハの音楽をシリーズで紹介したいと思います。バッハはどうも堅苦しいイメージがあると思いますが、私もそうでしたし、今でもそうです。しかし裏切らないというか、何度聴いても弾いても飽きることがありません。

私のバッハの原体験は小学校の音楽室に貼られている例のかつらをかぶったいかめしい肖像画ですね。ここで突然話がぐーんと落ちますが、さんまの説教部屋で確か何人かの音楽家がバックにありましたね。

9歳で母を亡くし、10歳で父を亡くしたゼバスチャン(セではなしにゼです)バッハは、オールドルーフでオルガニストの職についていた最年長の兄ヨハン・クリストフ(1671−1721)のところに身を寄せます。兄は一冊のクラヴィーア曲集を持っていて、その中には当時の巨匠フローベルガー、ケルル、パッヘルベルといった人たちの作品が載っていました。ゼバスチャンは何度も兄に懇願したのですが見せてもらえませんでした。しかしゼバスチャンは、月明かりの夜に兄に内緒でその曲集を半年がかりで写譜したのでした。ところがこれが兄にばれてしまいとりあげられてしまったのです。

この話だけが妙に記憶に残っています。楽譜を通じて私とバッハとの関わりは、ギターを弾き始めてからで、1970年頃だったと思います。セゴビアのシャコンヌを聴いたことがきっかけでした。シャコンヌを知ってからはバッハをもっと知りたい聴きたいということで、当時日曜日の早朝のNHKのFM番組「バッハ連続演奏」を欠かさず聴いていました。解説並びに司会進行は角倉一朗さんでした。

シャコンヌ−無伴奏ヴァイオリン−無伴奏チェロ−リュート組曲という流れはごく自然にありましたし、それ以前にバッハのフルートソナタに魅せられたことも以前に書きました。

この時点でバッハの鍵盤曲は平均律の曲集があるというぐらいにしか知らなかったのです。

以下続く

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