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2006年1月29日 (日)

ゲルギエフのコンサート

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こんばんは、calafです。今日昼間、西宮北口の兵庫県立芸術文化センターの「ゲルギエフ/マリインスキー歌劇場管弦楽団」のコンサートに行ってきました。曲目は以下の通りです。

前半

ワーグナー ラインの黄金より 「ワルハラへの神々の入城」
      ワルキューレより 「ワルキューレの騎行」
      ワルキューレより 「魔の炎の音楽」
      ジークフリートより「森のささやき」

後半
マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調

出だしの弦のセクションが不揃いなので驚きましたが、途中で持ち直し安心しました。私は3階のバルコニー席で聴いていたのですが、音の饗宴ですね。特にこのオーケストラのブラスメンバーは一流揃いです。上から聴いたおかげでたっぷりと音を堪能しました。(以上前半)

第1楽章の葬送行進曲のテンポが遅く止まりそうでしたが、中間の速い部分が適度な速さでしたので、却って内容がよくわかりました。終わり頃の弦のセクションだけの演奏ではゲルギエフ節を堪能しました。独特のうねりと粘性をもっています。

マーラーは苦手ですので、あまりよくわからないのですが、総じて音楽の構造がよくわかる演奏だったように思います。各セクションの対比を大変上手く引き出す指揮者ですね。

ホルンとトランペットは本日のMVPですね。

chiakiのピアノレッスン エチュード作品10−2(ショパン)

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こんにちはchiakiです。今回はショパンのエチュードから作品10−2 イ短調です。ともかく作品25−6の3度のエチュードと並んで難しいことで有名です。昨年の8月から練習していますが、やっと譜読みが終わったところです。

私の練習時間は朝、作業所に出掛ける前の1時間半は指の練習に当てています。もともとチェルニーとかハノンが好きですので、それらを練習するものとばかり思っていました。

ところが父が音楽のない指の練習は時間の無駄遣いといってバッハのプレストをブラームスがエチュードに編曲した2曲とこの半音階のエチュードを与えてくれました。

ずっと前に書いたと思いますが、私の弾き方はいわゆる「ハイフィンガー」で音が固いのですが、この曲は原理的に指を高く上げることができません。しかも「逆指」です。「逆指」といいますのは、中指が薬指の上を越える、薬指が小指を越える、ような運指なのです。

指だけでは絶対弾けなくて、手首の横の動きと、回転の動きが必要です。1回弾けば手首がかなり痛くなります。うまく弾けば「ほの暗い憂愁」のような曲想が出てくるのですが、そんなところまではまだまだ無理です。

難しいので飽きません。CDは小菅優さんを聴きましたがあまりのスピードにびっくりしました。しかも16歳の録音です。「町のピアノの先生でこの曲を弾ける人がいればお目にかかりたい」というのが父の口癖です。馬鹿にしているのではなく、希少価値があるという意味らしいです。

私が弾くと重くなってしまうのですが、いつも軽く、軽くと言われています。これを弾くことができればピアノライフが変わるといわれて、頑張っています。

毎日、毎日ゆっくり、ゆっくり(テンポ)練習しています。

2006年1月22日 (日)

バッハ演奏の手引き

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こんばんは、calafです。私がchiakiのピアノのレッスン(そういえるかどうか疑問ですが)特にバッハを弾くときの基本は、あまたのCDから聞き出した情報を伝えることが多いのですが、それでも基本があります。そのテキストとなるのがロザリン・テューレック(テュレック)の「バッハ演奏の手引き」です。オリジナルは3部作になっているですが、日本版は1冊にまとめてあり重宝しています。

3部とも演奏に重要な項目について説明があり、以下説明の実際例をバッハの比較的やさしい作品数曲を詳細な説明入りで載せてあります。譜例ではなく1曲まるごとです。

第1部
指使い フレージング ダイナミックス タッチ ペダルの機能と用法 装飾音 ハープシコー  ド、クラヴィコード、ピアノ 音楽と楽器に対するバッハの態度ーわれわれの態度

第2部 
装飾音ーその2 指使いーその2 フレージングーその2 右ペダルの用法 対位法的な思考法 対位法的な作品を学ぶ方法

第3部
手稿譜と出版譜 指使いーその3 ダイナミックスーその2
装飾音ーその3 反復部分


長くなりましたが以上です。私の使い方は必要に応じてここからchiakiに説明しています。入門書ではありますが学術書といっていいぐらいの内容があります。

テュレックといっても馴染みがないかもしれませんが、グレングールドがバッハ演奏に置いて唯一影響を受けた人物といっています(師のゲレーロにも影響をうけたはずなのですが)。演奏を聴いてみますと、グールドとそっくり(実は逆なのですが)です。

chiakiのピアノレッスン ガヴォット(イギリス組曲第3番)

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chiakiです。今回はイギリス組曲第3番のガヴォットです。父が学生時代、ギターでデュオした思いでの曲らしいです。この曲は楽譜としては難しくないのですが、音が離れていますので、運指がなかなか上手くいきませんでした。

それに何故か走って(テンポが無意識に速くなる)しまうのです。「フレーズの頭に入るのは遅れてもかまわないから、一旦ここで終わるような感じでテンポを落ち着かせなさい」といわれ、何とか走らなくなりましたが、全音版の運指はどうも弾きにくいので、父から運指を修正してもらいました。

参考にしたCDはピリスです。美しい音で弾いていて、ガヴォット2の左手にソの音がタイ(音を小節を超えて持続)で続くのですが、ぽっと浮き上がるように演奏します。すぐには真似できませんが、参考になりました。

イギリス組曲第2番の前奏曲も同時進行で練習中でしたので父がポゴレリッチのDVDを買ってくれました。因みにガヴォットの修正した運指は、ポゴレリッチと全く同じでした。父はそれを見てにっこりしていました。

何とか弾けるようになったのですが、左手と右手がバラバラに動いているといわれ修正にずいぶん時間がかかりました。バッハでは左右の手の独立がとてと大切ですが、油断すればすぐそれぞれ勝手に弾いてしまいがちです。いつもいわれるのですが、両手のハーモニーを感じて弾いていないのです。

ガヴォット1のトリルから始まり終わりまでは、ストレッタ(切迫部)のような展開で、上手く弾ければ「浮き浮き」します。右ページの○の書き込みは音の構造を父が説明してくれたところです。特に右ページの最上段の4小節目、と同じく2段目の2小節は和音にい倚音(いおん)を付加した音型はバッハの特徴だそうです。

例えば、最上段の4小節目のミ♭ドソの和音にシ(ナチュラル)がドの倚音として入っています。これなんかはまだよくわからないのですが、今は何となく理解しています。倚音とその解決音(ここではシ(ナチュラル)とド)は弾き方に特徴があり、倚音に軽くアクセントがつき、解決音ドに流れ込む感じで弾けばバッハらしい感じがでるのだそうです。「そうです」と書いていますのは未だにピンときていないからで、まだよくわからないのですが、弾くときはそのように感じて弾くことにしています。


2006年1月18日 (水)

chiakiのピアノレッスン 私のバッハ

こんにちは、chiakiです。私はバッハばかり練習していますが、これには理由というかきっかけがあります。ひとつはここで何度も紹介しています、グレン・グールドのLD「On The Record Off The Record」です。小学校1年生の頃ですがほとんど毎日見ていました。それともうひとつあります。シュバイツァーの次の言葉です。当時の私には直接文章を読んでもよく理解できませんでしたが、父が易しく説明してくれました。それでは文章を紹介致します。

「これらの曲をひとたび練習した子供はーそれがたとえきわめて機械的な練習だったとしてもー抜き去りがたい声部誘導の直感を獲得するのである。彼は本能的にどの音楽にも、これに似た音の線の自在な動きを求め、それが欠けていれば貧しいと感ずることだろう。これらの曲を厳格な教師のもとで、形式的および美学的特質の両面から修得した人は、みずから創作する芸術家になるにせよ、あるいはただの練習者の仲間入りをするだけにせよ、それによって真の音楽芸術の基準を自分自身で持つことになるのである」。

上記はインヴェンションについて書かれたものですが、インヴェンションを初めて弾いた小学2年生でしたが、父からシュバイツァーの言葉を教えてもらった時、自分自身のバッハを弾くことの精神的支えができたのです。もちろん私は「ただの練習者の仲間」の方ですが、それしても力強い言葉です。

上記の「厳格な教師」は私にはいませんが、父が代わりをしてくれています。父のピアノのテクニックは私よりかなり劣りますが、それでも「音を創る」ことは私はまだまだ及びません。

今回の録音も父が提案してくれました。もともと録音は自分の演奏を客観的に聴くだけの目的でしたが、インターネットの世界で聴いて頂けるとは思いもよりませんでした。これで発表会のへの思いはいくらか軽くなりましたし、録音の大変さも経験できました。

最後になりましたが、今回私の拙い演奏をクリックしていただいた全ての方にお礼を申し上げます。さらに完成度の高い演奏を聴いていただけるよう、一生懸命に練習致します。

2006年1月15日 (日)

chiakiの演奏です。

こんばんはcalafです。本日chiakiのピアノを録音致しました。午後1時から5時半までかかりましたが、ミスが多く3曲しかアップできませんでした。

いずれもバッハで、メヌエット(パルティータ第1番)、コレンテ(パルティータ第1番)、アルマンド(フランス組曲第6番)です。ピアノはガーシュインのアップライト、録音はローランドのEDIROL R−1、録音フォーマットはmp3です。

メヌエットはテイク2、コレンテはテイク18、アルマンドはテイク2です。アルマンドはテイク51までいきましたがミスが多く結局ミスが一番少ない(それでも多いですが)テイク2を採用しました。chiakiからまたコメントがあると思いますが、4時間休憩は合計30分ほどとりましたが弾き続けで疲れたと思います。

こちらのホームページの最下段にファイルをアップしています。尚mp3は本来Windowsのメディアプレーヤで再生できるはずですが、私のはバージョン10ですが、コーデックの関係でストリーミングできませんでした。

再生するには、拡張子mp3の割り当てをメディアプレーヤ以外の音楽再生ソフトに変更して、なおかつ、メディアプレーヤの「ツール」「オプション」から「ファイルの種類」「mp3のチェック」をはずしていただかないとファイルのダウンロードも不可能です。(チェックをはずしませんとダウンロードファイルの拡張子が、mp3なのにhtmlに化けます)

Windowsはほんとに他のソフトを阻害します。改めてその怖さを知りました。お手数ですが、上記の方法でないと再生できません。よろしくお願い致します。

2006年1月10日 (火)

私の音楽遍歴 その6

さて私達はピアノとギターの交換レッスンをすることになりました。実際のところ私がほとんど生徒で、ギターを私が指導する機会はごく少ない時間だったように思います。

名刺代わりに弾いてくれた曲がショパンのエチュードでした。エチュードは、私が当時もっとも憧れていた曲でした。その頃レコードはほとんど所持していませんし、ステレオ装置もありませんでしたから、私の音源はもっぱらFMラジオでしたので、スタインウェイから出てくる音の洪水は私の予想を遙かに上回わり、ただただ圧倒されるだけでした。

ところが、エチュードを何曲か弾き終えた後、彼女はとんでもないことを口にしたのです。「音符が多いことと美しいことは同義でありません」。例を挙げて彼女は更にたたみかけてきました。ショパンの「エチュード作品10−1」は大変美しハーモニーを持った曲ですが、シーさん(私のことです)歌えますか?私は「アルハンブラの想い出」はいつでも歌えます。

彼女によれば、ギター曲はとても少ない音符で、魂を揺さぶられる曲が多いとのこと。「愛のロマンス」と同じような音符の数で、これほどの名曲はピアノにはない、とまで言い切ったのです。強いてあげれば、ベートーヴェンの「エリーゼの為に」ぐらいでしょう、と。

この言葉はギターを弾く私には大きな励みになりました。

2006年1月 4日 (水)

chiakiのピアノレッスン ショパン ワルツイ短調 遺作

chiakiです。この曲は昨年10月に弾いているのですが、練習が忙しくなかなか書く時間がありませんでした。普段なら楽譜を載せるのですが、ピティナのホームページに「ネットの楽譜棚」があります。ここを参照して下さい。フリーで閲覧、ダウンロードができます。私もここから楽譜をダウンロードしました。

もともと馴染みの薄い曲ですが、ショパン入門にはぴったりだと思います。この曲について作曲年代が不明でしたのでインターネットで調べましたところ以下のようなことがわかりました。

「作曲された年代は不明です。ショパンは出版する目的以外にも、親しい人や生徒に小曲を書いて渡してやる、と云った事が多かったようですが、その目的では「ワルツ」は手軽で恰好のジャンルだったのでしょう、そのような形で残されたワルツが結構見つかっています。この曲もその一つで、ショパンのお得意様(つまり、きちんと月謝を払ってくれる、貴族のピアノの生徒)に書いて与えたのではないかと云われています。」

この曲も一見簡単そうに見えて奥が深いので甘く見ないように心がけました。まず最初に、伴奏の左手の音量を落として弾くようにしました。

ペダルの踏み方にも気を付けるようにしました。トリルや装飾音符に注意するようにしました。具体的には3拍目と1拍目でペダルを踏み換えます。

なめらかに柔らかい音で弾けるように注意して練習しました。繰り返しがあるところは1回目はメゾフォルテ、二回目はP〜PPで弾くように注意して練習しました。

もちろん運指を守ること、トリルはゆったりと弾くことに気を付けて練習しました。この曲は比較的弾きやすかったです。でも、曲の表情を付けるのには苦労しました。

2006年1月 3日 (火)

フランシスコ・タレガ(タルレガ)

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こんばんは、今日はこの欄で紹介しましたタレガの本の実物をご紹介致します。

また全部読み終えていないのですが、この本は写真、手紙などが豊富に掲載されていますので、とても楽しく読むことができます。プジョールの「タレガの生涯」もとても面白かったですが、それ以上に楽しめます。

ギターを弾かない人でも「アルハンブラ(アランブラ)の想い出」(トレモロ練習曲)はご存じでしょう。タレガはこの曲の作曲者なのです。この曲によって、スペインのグラナダ、アルハンブラ宮殿を知った人も多いのではないでしょうか。アルハンブラ宮殿はもちろんユネスコの世界遺産です。

タレガは清貧、実直を絵に描いたような人物とは聞いていましたが、この本によると多くのエピソードによってそれが裏付けられています。

発行は現代ギター社、アドリアン・リウス著、手塚健旨訳
価格は6500円(税別)
この本はA4(変形)版で大きいです。

111ページにアランブラの想い出の自筆譜が掲載されています。これだけでも私の宝物です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

2006年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます

calafです。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

このブログは当初、娘chiakiと私の、ピアノレッスンの記録の残すことが目的で立ち上げました。私には本来のホームページがあるのですが、仕事の関係上更新するには時間が少なすぎます。そういうわけでピアノレッスンの記録と併せることに致しました。

私どもの極めて私的なレッスンが読者の皆様のお役に立つとはとうてい考えられません。しかしながらピアノを途中で挫折(実に嫌な言葉ですが)された方も多くいらっしゃると思います。万に一つでも励みにでもなればこれ以上の喜びはありません。娘chiakiは鬱とも違う総合失調症ともいわれています。

私は、彼女が好きなピアノで、そして何よりも大好きなバッハで立ち直ることを望んでおります。それがいつかわかりませんが、少なくとも昨年の5月以降平均練習時間が5時間以上の持続力、継続力は立ち直りの兆しであり、ドクターからも改善の兆候を指摘して頂いており、私達の光明は見えてきています。

本年もよろしくお願い致します。

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