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2006年12月23日 (土)

モーツァルトのレクイエム DVD

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こんばんは。今年はモーツァルトイヤーですが、ブログでそれらしいことは何もしませんでした。明日はクリスマスイブですが、掉尾を飾るに相応しい?レクイエムの映像をご紹介します。私のモーツァルトのレクイエムの原点はベーム/ウイーンフィルですが、この録音の映像があればと以前から思っておりました。それとは別に、レクイエムの映像をコンサートホールではなしに教会で実際演奏されているところを観たいとかねがね思っておりました。この二つの思いを実現(すべてではありませんが)してくれたのが今回のDVDです。オーケストラはウイーンフィルではなくウイーン交響楽団ですが、その代わりといってはなんですがソロ歌手が夢の組み合わせと思うぐらい素敵です。ウイーンフィルとの演奏に比べて相対的にテンポは遅いですが、味わった感動は変わりません。「Tuba mirum」での感動は他では味わえないほどのものでした。歌いすぎとまでは行かないまでもペーター・シュライヤーの歌いぶりは、見事としか言いようがありません。個人的な好みではもうすこし抑えて歌った方が好きですが、これはあくまで私の好みです。随所の出てくるヤノヴィッツはほれぼれしますし(ウイーンフィル盤のマティスも好きですが)アルトのルートヴィッヒの透明な声もこれまた引き寄せられます。

演奏のトータルでは以前ウイーンフィル盤の方が好きですが特にウイーンフィル盤のラクリモーサの足を引きずるような弦の伴奏は溜息すら出ますが、全体から見れば些細なことかもしれません。

レクイエムの映像を何かひとつとお探しの向きには文句なしにお勧めできるDVDだと思います。

noteモーツァルト レクイエム K.626

noteグンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
noteクリスタ・ルートヴィッヒ(アルト)
noteペーター・シュライヤー(テノール)
noteヴァルター・ベリー(バス)

noteウイーン国立歌劇場合唱団
note合唱指揮 ノルベルト・バラッチュ

noteウイーン交響楽団

note指揮 カール・ベーム

1971年12月 ウイーン、ピアリスト教会

2006年12月18日 (月)

最近のレッスン chiakiのピアノレッスン

こんばんは。chiakiです。発表会からほぼ1ヶ月が過ぎようとしています。次回に向かっては練習はさほどしていないのですが、おおよそのプログラムの組み合わせが決まりました。やはりオールバッハで以下の通りです。

note パルティータ第2番ハ短調 全曲
note イギリス組曲第3番ト短調 全曲
note パルティータ第6番ホ短調 全曲
note フランス風序曲ロ短調から「オーバーチュア」
note アンコール 4曲

パルティータ第2番はシンフォニアは今回の発表会で取りあげました。イギリス組曲第3番はガボットのみ過去に弾いています。パルティータ第6番のコレンテは発表会のアンコールの第1曲目で弾きました。

というようなわけで馴染みは少しあるのですが、やはり相当難しく、レッスンでは以前より怒鳴られることは少なくなりましたが、言われることは一段も二段も高くなったような気がします。

技術練習では、バッハ=ブラームスの「左手独奏のシャコンヌ」を練習し始めています。昔ギターで聴いたような記憶があります。数小節譜読みをしただけで「素晴らしい曲」だということがすぐわかりました。ショパンの半音階のエチュードをやっているのですが、右手が極端に疲れます。そのバランスをとるためにも左手のエチュードが必要でした。

父からショパンの「革命」とこの「シャコンヌ」を与えられたのですが、「革命」今ひとつぴんときません。やはりショパンよりバッハが好きです。

というようわけでぼちぼちですが、練習しています。1曲1曲についてはまたブログでご紹介したいと思います。よろしくお願い致します。


2006年12月14日 (木)

速報!東芝、レコード撤退

こんばんは。東芝は14日、グループの大手レコード会社「東芝イーエムアイ(EMI)」の株式をすべて合弁相手の英EMIグループに売却すると発表しました。東芝は現在東芝EMI株の45%を保有しているらしいですが、来年9月までにEMIに約210億円で売却の予定。売却後、東芝EMIはEMIの完全子会社になるが、当面は今の社名を使うそうです。7月に、「TBSが本社屋の隣地に建設している超高層タワー「赤坂Bizタワー(仮称)」(08年1月完成予定)に本社を移転する、と発表した。移転先住所は、港区赤坂5の322の1、27階(予定)」なる移転の記事がありましたが、創業50年になる東芝EMIの名がいずれ消えることになるのは、寂しいです。

2006年12月13日 (水)

ハーンを追って−バッハの協奏曲 

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こんばんは。前回のハーンの記事で書きましたように、ヒラリー・ハーンを追っかけてみました。バッハの協奏曲がありましたので、今回はこれにしました。このバッハのヴァイオリン協奏曲のCDは2002年10月と2003年1月に録音されています。ハーンは23,4才のころでしょうか。ドイツグラモフォンにソニーから移っています。実をいいますと、ジャケットの表紙は猫科の動物がすぐ連想できるほどの、妖しいまでの美しい目が悩ましいのですが、あえて見つけたケースの裏表紙の裏側(内側)CDを載せる面の写真を載せてみました。私のもっとも好きな写真です。前回内省的ともいえるようなバッハの無伴奏に驚いたのですが、協奏曲ではどうでしょうか。
 まずホ長調 BWV1042から1楽章、3楽章の切れ味鋭いリズミカルな演奏(ややテンポが速い)はそれだけでも素晴らしいものですが、ことさらヴァイオリンを意識させるような演奏ではありません。ヴァイオリンのイディオムを忘れさせるような演奏です。ゆっくりとした第2楽章の味わいはこれまた芳醇ではあるのですが、春風の爽やかさを感じます。イ短調のBWV1041でも似たような印象です。驚いたのは二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043とヴァイオリンとオーボエの為の協奏曲ハ短調 BWV1060です。自分を引き立たせる演奏ではなく相手を引き立たせる様な演奏ぶりには、何か空恐ろしい才能を感じました。協奏曲ではなしにトリオソナタを演奏しているような感じなんですね。ことにBWV1060のオーボエがテーマを歌っているときの対旋律の演奏は、オーボエをしっかり支えているかのような演奏でむやみな自己主張が感じられないのです。以上のように書きますと、個性が感じられない演奏のように思われがちですが、逆で、平凡のなかの超凡といううのでしょうか。不思議なことですが、彼女のヴァイオリンは楽器の存在を意識させません。私は完全にハーンの虜になったようです。

noteヒラリー・ハーン ヴァイオリン
noteマーガレット・バッジェル 第2ヴァイオリン
noteアラン・ヴォーゲル オーボエ
noteジェフリー・カーン指揮ロサンゼルス室内オーケストラ

noteヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV1042
note二つのヴァイオリンのための協奏曲ホ長調 BWV1043
noteヴァイオリン協奏曲イ短調 BWV1041
noteヴァイオリンとオーボエの為の協奏曲ハ短調 BWV1060

noteドイツグラモフォン 474 199−2

2006年12月 8日 (金)

今更、今頃、何故?ハーン

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こんばんは。久しぶりに日が落ちる前に家にいます。ちょうど届いたCDを聴いています。娘chiakiの発表会の後仕事がまだたくさんあるのですが、chiakiのレッスンをしない分、時間がありますので、久しぶりにCDを聴くことにしました。本日届いたのは、グレン・グールドの1981年録音のイタリア協奏曲の入ったCD、マリア・ティーポのバッハパルティータ全曲、そして今日ご紹介する、ヒラリー・ハーンのバッハの無伴奏ヴァイオリン作品です。

とても定評のあるCDですので、ご存じの方も多いのではないかと思われます。収録曲は最下段をご覧いただくことにして結論から先に書きますと、おそい(テンポのゆるやかな)曲の演奏は背筋を凍らせるほどの「落ち着き」があります。とても温かい響きなのですが、昂揚をあえて避けるかのような「冷静沈着」さは、1980年生まれ、録音当時17才(録音は1996年6月、12月、1997年3月)とはとても、とても信じられません。

パルティータ第3番ホ長調のルール、ソナタ第3番ハ長調の第1楽章アダージョ、第3楽章ラルゴなど、「しみじみ」と弾かれ、音が身体の中に静かに染み込んでくるかのようです。パルティータ第2番のシャコンヌでは、これがあのシャコンヌかと見紛うばかりです。落胆しているのではありません。シャコンヌは誰が弾いても(弾ければですが)音楽が自然に昂揚すように作られているように思うのです。それが冷徹までの落ち着きは、数々のシャコンヌの名演を白紙に戻したかのような清澄な響きは、宗教的ですらあります。ハ長調の大フーガも淡々たる運びもシャコンヌの同様。

ブックレットを読んでおりましたら(英語ですが)「バッハの無伴奏は持ち運びできる偉大なもの」と書き、続けて「バッハは私と一緒にどこにでも行きます」とライナーノートにつづっています。余程バッハが好きなのでしょうね。このバッハ好きは、ヴァイオリンを始める前から、両親がかけるバッハの「ミサ曲ロ短調」や「カンタータ」のテープを家でいつも聴いていたからでしょうか。

もちろんロンド風ガヴォットやブーレ、ジーグやソナタ第3番ハ長調のアレグロ・アッサイなど、エネルギーに満ちた、昂揚を聴かせてくれますが、全曲に漂う「静かな歌」は病みつきになりそうです。大好きだったムローヴァがどこかに行っちゃいそうです。

発売当時、あまりにも評判が高いので敢えて購入するのは避けて来たのですが、外盤がかなり廉価で出ていましたので、つい買ってしまいました。月並みですが、「心洗われる」とはこのような演奏のことをいうのでしょうか。

note ヴァイオリン=ヒラリー・ハーン

note J.S.バッハ
note 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番ホ長調 BWV 1006
note 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
note 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番ハ長調 BWV1005

note ソニークラシカル 01−062793−10(輸入盤)

2006年12月 6日 (水)

田崎悦子のバッハ

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こんばんは。今回は田崎悦子さんのバッハを紹介したいと思います。私は日本人のピアノはほとんど購入しないのですが、今回は購入したい理由が三つほどありました。まずバッハのパルティータ第4番、6番が入っていること。使用したピアノがニューヨーク・スタインウェイのCDー135(1925年製)、そしてカメラータレーベルだったことなどです。

ピアニスト田崎悦子さんは以前から知っていますが、演奏はテレビコンサートを20年くらいまえに聴いたことぐらいです。結果はどうだったでしょうか。結論から申し上げますと素晴らしいテンポ感覚とリズムを発揮した演奏のように思いました。ペダルの使用がすくないのも私には好ましかったです。何よりもニューヨーク・スタインウェイの音の美しさがよく発揮されたCDだと思います。録音もよく、それこそ「クリスタルな音」が聞けます。

noteヨハン・セバスチャン・バッハ
パルティータ第4番
パルティータ第6番

noteモーツァルト
幻想曲ハ短調 K475


2006年12月 3日 (日)

驚きました

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最近といっても昨日ですが、レコード芸術のサンプラーを聴いて驚きました。その人は蔵島由貴さん。最近デビューされた方で、EMIからデビューCDがリリースされています。千葉出身で東京芸大、イモラ音楽院の出身。

サンプラーはシューマン=リスト「献呈」、リスト「超絶技巧練習曲「狩」、リスト「スペイン狂詩曲」の3曲ですが、「献呈」の冒頭から魅せられてしまいました。伴奏を受け持つ低音域と旋律を華麗に飾る高音域とは、まったく異なる音色で主旋律が歌われます。そのおおらかさは(グランドマナーといっていいぐらいです)天性のものでしょうか。こんな献呈を聴くのはヴァン・クライバーン以来です。「狩」も普通なら1分も聴かないのですが、最後まで聴いてしまいました。ペダルのキレがよく、轟音のなかにも弾き分けるデイテールの処理はこれはもう立派なヴィルトーゾです。「スペイン狂詩曲」も全く同様です。

彼女にはオフィシャルページがあり、映像でフォーレ「夢のあとに」(アール・ワイルド編)が聴けます。なまめかしく体をくねらせますが、その歌い口はなかなか魅力的です。サンプラーの3曲でも購入意欲をそそるものでしたが、念のためにオフィシャルページからショパンの「幻想即興曲」を聴きました。素晴らしいできばえでした。

日本の女性ピアニストでは、小山実稚恵さん、小川典子さん、Yuki matsuzawaさん、そして小菅優さんが私のお気に入りですが(仲道郁代さんも)蔵島由貴はその仲間入りです。

リリースされたCDの選曲は新味はないものの、先程のフォーレ「夢のあとに」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」はいずれもアール・ワイルド編で、彼女のこだわりが伺えます。いわゆるピアノマニアの間では好評の編曲です。

CDは手許にありませんが、注文済みです。先日田崎悦子さんのバッハのCDを購入したばかりですが、今月のサンプラーは高橋多佳子さんのラフマニノフの2番のソナタ、田部京子さんのグリーグと素晴らしい演奏が多く、私を悩ませております。

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