最近のトラックバック

ブログリンク集

  • みぃさん
    ケルンに留学されたピアニスト。現在奈良県を中心に活躍中です。
  • romani さん
    ギターを愛されながらも、クラシック、特にオペラを中心にライブの感想等をブログで公開されています。
  • DokuOh さん
    ドイツ・オーストリア系の音楽の紹介およびCDの感想等をブログで公開されています。
  • 樹衣子さん
    映画、本(政治、経済、社会、その他)音楽の論評並びに紹介をブログでなさっています。
  • emi さん
    現役のピアノの先生です。ブラームスのクラリネットソナタのCDもリリースされています。
  • calaf
    calaf 自身のホームページです。
  • yuzu さん
    鉛筆画家 yuzu さんのホームブログ。グールドの描画はグールド財団のお墨付き(正真正銘)です。
  • yuzuさん グレン・グールド肖像画集
    鉛筆画家 yuzuさんの新しいブログ
  • 湧々堂(わくわくどう)
    個人でCDショップをなさっています。入手しにくい盤は一度相談されてみてはいかがでしょう。
Powered by Six Apart

« 2007年12月 | メイン | 2008年2月 »

2008年1月31日 (木)

バックハウスの若き日のエピソード

こんばんは。本日までに娘chiakiの演奏を録音するつもりでしたが、私の都合でできなくなりました。お詫び申し上げます。その代わりと言っては何ですが、表題のエピソードをご紹介いたします。情報源はバックハウスの1956年のカーネギーホールリサイタルのCDからです。

まず10歳頃の話ですが、バックハウスはバッハの平均律をあらゆる調に移調して演奏することができたそうです。これは後のルビンシュタインコンクール(1905年)で、2位だったバルトークが「若造の平均律にやられた」との証言を裏付けているように思えます。絶版になった本ですが、バックハウスはピアノの練習方法として平均律を毎日弾くと語っていました。

この移調のエピソードは更にあり、グリーグのピアノ協奏曲のリハーサルの時、使用したピアノの音程が半音低かったためバックハウスは、半音上げて(移調して)すなわち変ロ短調でリハーサルを弾き、本番では正規に調律されたピアノで本来のイ短調で弾いたそうです。

この移調の練習は単音ならばそう難しくはありませんがピアノでは普通の人はほとんど不可能です。頭の中にそっくり移調された楽譜がイメージできていませんといけません。イ短調ならば♯も♭の調性記号(臨時記号は別)はありませんが、変ロ短調ならば♭記号が5つ付きます。どの音に付くかなんて考えているようでは全く駄目ですが、楽譜をイメージするだけでなく、当然運指も変わります。どちらかというとアクロバットに近い作業になります。

音楽院などでは必ず訓練されるそうですが、苦手な人も多いのではないでしょうか。ちなみに歌の伴奏をしているピアニストは必要に迫られていますので、移調はお手のものです。

以前書いたことがありますが、私は18歳の時に、この移調の練習を先生にやらされました。曲は「蝶々」今でも夢見ることがあるくらい四苦八苦しました。もちろん両手ですよ。

2008年1月27日 (日)

録音予告

こんばんは。最近なぜだかわかりませんが、閲覧して下さる方が大変多くなっております。ありがとうございます。たいした記事ではありませんが、自分に正直に書きたいと思っていますが、本音通り書きますと、傷つくメーカーやら関係者らがたくさんいらっしゃいますので、その辺の苦労は並大抵のものではありません。

最近の傑作?は「田舎のおばあさんの芋掘り」でした。娘のゴールドベルグ変奏曲のヴァリエーションの演奏を指摘したものですが、娘には悪いですが大変気に入っております。ところで娘が笑ったのにはもうひとつの理由があります。この田舎のおばあさんというのは娘のおばあさん=つまり私の母のことを言っていると思ったのでしょう。

私の母は82歳になりますが、毎日元気に野菜作りに励んでいます。大根、キュウリ、白菜、ジャガイモ、なすび、スイカ、イチゴ、キャベツなどほとんど買わなくてすみます。

ちなみに畑が道のすぐそばにあります。普段まったく挨拶もしないのに、野菜などの収穫時期がくると必ず声がかかる人(もちろんご近所の人あるいは顔見知り)がいるそうです。野菜の出来を誉めるのは、欲しいからで、こういう人には「今年は出来が悪いんです」と返答するらしいです。それでも家では食べ切れませんから、ご近所(先ほどの人は除く)に配ってしまいます。別に意地悪ではなく、通りがかりの初対面の方にもよく気前よくあげています。どういう人にあげるかと母に尋ねたことがあります。「毎日寒い(暑い)のに大変ですね。とても80歳を過ぎているなんて信じられません」おわかりになりましたか、野菜を誉めるのではなく本人を誉めている?のです。

ちなみに地元の農協の野菜の品評会キャベツ部門で加古川市長賞をいただいたことがあります。もちろん母はキャベツの専門家でも何でもありません。

話が大きくそれてしまいました。ところで関西系ではダサイことをイモというのですが、関東ではどうなんでしょう。私の芋掘りはこの「イモ」の意味が込められています。

このダサイ演奏を払拭すべくこの1ヶ月ずいぶん練習しました。順番にヴァリエーション1番、7番、10番、12番を今月中に録音したいと思います。乞うご期待と書きたいのですが、芋掘りから脱却できるかどうか、娘が言ってました「中学生のフォークダンス」ぐらいには録音できるでしょうか?

2008年1月19日 (土)

カモミール ベストオーディオ 藤田恵美

4l3vi4rd
こんばんは。今日は昨年11月に発売になりました、藤田恵美さんのベストアルバムを紹介致します。藤田恵美さんはポニーキャニオンにホームページがありますので詳細はこちらをご覧下さい。

曲は彼女のカモミールシリーズ3部作「カモミール、カモミールブレンド、カモミールクラシック」から17曲を選曲してリミックスしたものです。CD層だけではなくSACD層(2チャンネル)及びSACD層(マルチチャンネル)を持つハイブリッド盤になっています。

伴奏楽器の自然な佇まい、美しい声ではありませんが、極めて自然な息づかい、清潔な歌い回しなど雰囲気たっぷりに音楽に浸れます。音響空間も大きく、本当に彼女に包み込まれているような感じがします。

いいことずくめなのですが、聴いたあと、さっぱり感動がありません。本当に聴いているときは夢心地を味合わせてくれるのに?何故?

英語の発音が問題です。さっぱり英語の歌詞が印象に残らないのです。BGMとして聴けばいいのかも知れませんが、実にもったいないと思います。聴けばTheを全く歌っていなかったりします。恐らくそれも歌唱技術のうちかも知れませんが、ネイティブではない最大の欠点?が思わぬ落とし穴になってしまいました。本当に残念!

LHH−900R

Ak3pjc3k

こんにちは。昨年末にBBCモニター風スピーカーLS−350(コイズミ無線)を入手してから、ずいぶんCDを聴くようになりました。現在使用中のDENONのDCD−3500RGはもう使い始めて19年になります。最近いろいろ探しているのですが、その中で限定500台で現在中古市場をにぎわしているLHH−900Rを検討してみましたが、あきらめました。あきらめた理由はいろいろありますが、少し整理してみますと、

中古市場価格が馬鹿高い。30万円を超える価格で販売しているショップがありますが、買い取り価格は15万円です。これはいくら何でもやりすぎ。新品が45万円でしたから、オーディオの値引きは2割は必ずありますから、36万円くらいが実質の新品価格です。日本人は本当に「限定」というのに弱い(私もその一人です)これをうまく利用するのはいつものように「商売人」です。

話は大きくそれますが、BMWという車がありますがそのなかに3シリーズというのがあります。1番安いも318でも400万円近くします。日本車で400万円もすれば相当いい車が買えます。いわゆる自動車雑誌ではBMWはプレミアムブランドとしてべたほめですから、まず悪評の記事にはお目にかかれません。ですから原宿のカローラとか六本木のカローラとかいわれるくらいあふれかえっているのです。冷静になって乗れば普通の車だとすぐわかるはずなんですが。

話は大きくそれましたので、元に戻ります。フィリップスのCDプレーヤーの大きな特徴は何といってもピックアップのスイングメカ(ニズム)とDACのチップにあります。DACのチップの精度が揃ったのを選んで(要するに生産の歩留まりが悪い)使用してしますから限定500台になったのですが、一般的に電子部品は日進月歩のはずです。特に、DVDが全盛の今日精度はCDのレベルとは比較にならないはずです。にも拘わらず1996年製のこのLHHー900大人気は「音」要素が大きいのですが、オーディオファンはこの「音がいい」というのに極端に弱いのです。

また日本マランツとの関係があり、フィリップスブランドは日本市場から消えました。これも中古人気を加速させている原因です。「ブランド」というのは本当に恐ろしいですね。松下電器産業がパナソニックに社名を変更したのもこれでしたね。

音、音楽というのは人それぞれに感じ方は違うはずですが、他人の動向がどうしても気になるものです。私の例で恐縮ですが、人に勧める、あるいは推薦するのは、ほとんどの場合自分の好きなCDとは一致していません。世評の高いものを薦めます。無難ですがこれが最良の策です。購入して気に入らなくてもご本人が安心するよりどころが少なくともありますから。ですから、私が他の人に尋ねる場合は、よい物?ではなく好きな物は?となります。

例を挙げます。2,3日前にコメントをしましたショパンの作品25の2ヘ短調のエチュードの好きなものを挙げましたが、ギレリス、アール・ワイルド、Yuki Matsuzawa、バックハウスなど、おそらく推薦する人などほとんどいないでしょう。ポリーニ絶対と思っていらっしゃる方は音楽観が変わる、あるいは広がるとはずですが、こればかりは保証できません。

2008年1月14日 (月)

DCD-SA1 生産終了

Bmrdzlgj
こんばんは。バックハウスの続きを書きたかったのですが、台所のコンセントカバーが壊れ、コンセントボックスが奥(壁の中)に入り込んでしまい、使用不可になりました。昨晩のことです(土曜日)電気屋さんに頼もうかな思っていたのですが、コンセントボックスの埋め込み工事をチェックしていましたら、無性に腹が立ってきて依頼を止めました。普通コンセントボックスは壁に埋め込むときに壁の表面と並行にわずかに表面から引っ込む程度にがっちりビスなどで固定してあるのですが、家のは、コンセントユニットの金属ケースが壁から2�以上も中に引っ込んでいます。一体どのようにして壁の表面にあせて固定してあるのかというと、コンセントボックスにはプラスチックのカバー2枚あります。内側のカバーが壁中のコンセントユニットを固定したケースとビスで固定します。これで壁と並行にピタリと面が合うわけです。この固定したカバーにロの形をした上蓋をはめ込みますと、コンセントユニット差し込み口だけがカバーの間から顔を出します。見かけは何の問題もありませんが、コンセントのユニットが、内側のプラスチックカバーだけで固定してあるものですから、コンセントの抜き差しによってビスが緩み、そして内側カバーのビス穴の部分が欠けてしまっていたのです。コンセントユニットがもともと壁の表面と面一(つらいち=同一平面)ではありませんから、コンセントを差し込むとユニットが中に引っ込んでしまうのです。これではコンセントプラグを差し込むと、ロの字のカバーにコンセントプラグのカバーが干渉し、しかも差し込み口が奥へ引っ込んでしまいますので、最後までプラグが入りません。

手抜き工事とは言いませんが、アイデアのないこと甚だしいです。ですから自分修理することにしました。2�くらいのスペーサーをコンセントユニットのボックスにかませて、ケースカバーをすることにしました。スペーサーは合板をのこぎりで切って、あとドリルでスペーサーに穴を開けて、コンセントユニットと壁中のケース間ににしっかり固定しビス止めします。これで壁の表面に面一になり、コンセントユニットは、いくら抜き差ししても奥に引っ込むことはありませんし、内側のカバーにもストレスを与えません。

使った材料は合板、道具はのこぎり、電気ドリル、ドライバー、スケール(巻き尺)、+ドライバです。

さて、ここで質問です。貴方の家ではこれだけの道具がすぐに見つかるでしょうか?

ここまでは前置きです。ずいぶんつまらない前置きですが、一度コンセントボックスのカバーをはずしてみることをおすすめします。ずいぶんいいかげんな取り付けが見つかるかもしれません。

本題です。デノンのCDプレーヤーのフラッグシップ、DCD−SA1が製造完了だそうです。最近このプレーヤーを見積もりすることがあったのですが、33万円弱(税込み)でした。希望小売価格は52万5千円ですので、大変な値引率および値引き額です。WXHXDが434X150X410で重量が何と21.8kgもあり、無共振の思想に貫かれた立派な名器でした。名残惜しいです。一時は手許におきたいと思ったことがありましたが、デンオンからデノンにかわり音はともかく、デザインが私には合いませんでした。毎日眺めるのですから、外観のデザインは重要です。音は申し分ないだけに、余計に寂しいです。

2008年1月11日 (金)

バックハウス もう一つのハンマークラヴィア 2回目

Ljirlpml

こんばんは。今日はバックハウス もう一つのハンマークラヴィアの2回目です。写真は昨日記載しましたブラームスから10歳のバックハウスに対する献辞です。1895年 ライプツィッヒの署名が確認できると思います。手書きの楽譜は、ブラームスの変ロ長調のピアノ協奏曲からの引用です。Zu Frohlichem Anfangとは「素晴らしき子ども」の意味ですが、それしてもわずか10歳でブラームスに認められるとは驚きです。バックハウスの略歴で、必ず、「若いときにブラームスに認められた」と書かれているのですが、まさか10歳の時とは!

バックハウスが戦前頻繁にアメリカ公演を行い、しかも短期間ながらカーチス音楽院でピアノ教授にするほどの人気を博しながら、何故戦後1954年まで、アメリカに行けなかったのでしょうか。CD「カーネギーホールリサイタル」で小林利之さんの解説によれば、ナチスの協力者として(実際はそうではなく、ヒトラーがバックハウスの名声を利用した)のバックハウスがアメリカで長く拒否反応があったようです。

1954年バックハウスは来日の前にアメリカに立ち寄り、70歳の誕生日(3月26日)を迎えた4日後の3月30日にカーネギーホールリサイタルを開きました。この後4月5日から5月22日まで日本に滞在します。この間多くのリサイタルを行い、5月2日の日比谷公会堂のお別れ公演では、悲愴、ワルトシュタインとともにハンマークラヴィアを演奏しています。この来日時の公演はおおたに様のホームページに詳細が記載されております。

肝心のハンマークラヴィアの印象ですが、第4楽章が明晰でゴテゴテになりやすいフーガをほぼ完璧に弾ききっています。少なくとも70歳のテクニックとは到底考えられません。第3楽章は冒頭の二つの和音から、引き込まれ第2主題の旋律は、魂をも揺さぶるかのようです。多くのピアニストの第2主題を聴いて聴いて参りましたが、バックハウスのモノラル録音も含めて至高の境地が味わえます。

曲目についての印象は、ハンマークラヴィアを更に、月光、アンコールを含めあらためて一稿を設けます。

2008年1月10日 (木)

バックハウス もう一つのハンマークラヴィア

Qk8uwn45
こんばんは。昨夜の娘の演奏はいかがでしたでしょうか、思わず微笑まれた方は、いらっしゃいましたでしょうか。ご意見がございましたら、是非コメントをお願い致します。

さて、今日はバックハウスのカーネギーホールのライブ録音でベートーヴェンのハンマークラヴィアが発見されそのCDが昨年11月末に発売予定でしたが、ようやく先日届きましたので、ご紹介したいと思います。演奏にはもちろん衝撃を受けたのですが、もっと衝撃を受けたものがあります。それはブックレットの写真と記事です。バックハウスの略歴などが書かれているのですが、私が初めて知る事実に衝撃を受けたのです。ざっと紹介しますと、

1、ブラームスから10歳のバックハウス少年に当てたメッセージ(1895年)

2、アルトゥール・ニキシュからバックハウスのバッハ演奏についての賞賛のメッッセージ(1896年)

3、モリッツ・ローゼンタールの自作「プレリュード」楽譜をバックハウスに献呈(1925年)

4、ラフマニノフからバックハウスへ「絵画的練習曲 作品39」を献呈(1922年)

これらが写真付きで紹介されております。すべて紹介できればいいのですが、内容を詳細に紹介できるほどドイツ語には堪能ではありませんので、もう少し調べてからご紹介したいと思います。

今回は4番目のラフマニノフからの献呈を紹介したいと思います。絵画的練習曲の上に、

Wilhelm Backhaus
in Verehrung
Sergei Rachmaninoff


と書かれています。Verehrung は英語に訳しますとworshipになるそうで、尊敬の念を込めて(意訳ですが)という意味になります。私は、バックハウスがラフマニノフを弾いた事実は全く知りませんが、それでも当時のピアニスト中のピアニスト、ラフマニノフからの献辞はバックハウスが如何に優れていたかを証明しております。バックハウスは1884年生まれですので、1922年は38歳です。1912年以来バックハウスはアメリカを毎年のように訪れており、1925年から26年にかけてカーチス音楽院でピアノを教えておりましたから、この時代にラフマニノフはバックハウスを知ったものと思われます。

最後になりましたが、バックハウスのカーネギーホールのライブ録音は1954年3月30日なのですが、このハンマークラヴィアは1956年4月11日となっております。

曲目をご紹介しておきましょう。

1954年 3月30日
■ベートーヴェン ピアノソナタ第8番 悲愴 作品13
■同       ピアノソナタ第17番 テンペスト 作品31の2
■同       ピアノソナタ第26番 告別 作品81
■同       ピアノソナタ第25番 かっこう 作品79
■同       ピアノソナタ第32番 作品111

アンコール

■シューベルト  即興曲 D935−2
■シューマン   幻想小曲集作品 12から 何故に?
■リスト/シューベルト
        ウィーンの夜会 第6番
■ブラームス   間奏曲 作品119の3

1956年 4月11日

■ベートーヴェン ピアノソナタ第14番 月光 作品27の2
■ベートーヴェン ピアノソナタ第29番 ハンマークラヴィア 作品106

アンコール

■シューベルト  即興曲 作品142の3
■ショパン    エチュード 作品25の2
■シューマン   予言の鳥(森の情景より 作品82の7)
■モーツァルト  トルコ行進曲 K331

1956年ライブは Profil Edition Gunter hanssler PH07006です。

この録音テープが見つかった経緯は、1970年にGerhard Melchert がバックハウス未亡人から4枚のグラモフォンレコードとこのピアノリサイタルのテープを受け取りました。それまでこの録音はサンプルレコードと記載された箱にバックハウス未亡人の家に保管されていたのです。この録音入念な調査とが修復なされて初めて公開されることとなったそうです。ブックレットの解説はこのGerhard Melchert がおこなっています。

2008年1月 9日 (水)

練習録音です。

こんばんは。娘のバッハ練習のための録音をしました。興味がございましたらこちらからお聴き下さい。曲目はバッハのゴールドベルグ変奏曲から変奏曲第1番です。演奏を2度録音しています。(開いたページの一番下にあります)


1回目ファイルvar1-2008-1-09-1.mp3はダイナミックマイクでの録音、2回目ファイルvar1-2008-1-09-2.mp3はコンデンサマイクでの録音です、ややレベルが落ちています。ピアノはガーシュインのアップライトです。演奏は私の採点では58点(100点満点で)甘いでしょうか。

2008年1月 6日 (日)

レーザーディスクプレーヤー

Idr1tozm
こんばんは、お正月休みもお終いですね。年末年始にかけてオーディオ関連のホームページをじっくり見る機会がありました。ずっと前ですが、このブログでLDプレーヤーの修理について書いたと思います。その時はLDプレーヤーはとっくの昔に製造中止になっているものと思いこんでおりました。ところが、LDの開発元のパイオニアのホームページをのぞいて見ましたら、LDプレーヤがDVDあるいはCDのコンパチとなって現在もカタログにあるのです。これには非常に勇気づけられました。過去何度かLDプレーヤーの万が一を考えて予備の購入を考えていたのですが、これなら安心して、現有機を使用できます。

新聞などを見ますと、パイオニアはシャープとの提携関係を強化するなど、映像部門では思わしくない業績ですが、それでも切り捨てずに生産を継続しているのには、エールを送りたくなります。パイオニアの創業時の社名は福音電機だっ他と思います。福音は聖書の福音書の福音です。

昨年ですが、CDプレーヤーをPD−D6、PD−D9を市場に出しており、音響のパイオニアが復活して、これもうれしい話題です。

写真は上がCLD−R5、下がDVL919です。型番からおわかりのようにCLDがCDコンパチ、DVLがDVDコンパチ(もちろんCDも聴けます)です。

2008年1月 3日 (木)

レクストのDAコンバーター

Wkqlrcjb
こんばんは。正月もあけて三日目、家でのテレビも飽きたのではないでしょうか。今日は年末に話題にしていましたレクストのDAコンバータの試聴記です。レクストというオーディオメーカをご存じの方は相当なオーディオ通の方だと思います。レゾナンズチップという小さな丸粒で室内の響きをコントロールするというあれの会社です。この会社にはCDプレーヤの振動等を調整して、最終出力の音をよくする技術「CDソフトの新しい音質改善技術“NS441D」があります。レクストはこの技術を利用して、既存のCDプレーヤの改造調整のサービスをしたり、市販のCDプレーヤを調整したものを販売しているのですが、昨年末より、この技術を取り入れたDAコンバータを発売したのです。型番はDAC-NS1Sといいます。税込みで399000円です。

さて肝心の音ですが、その前に私の機器はスピーカがLS−350(もうおなじみですね)、CDプレーヤはDENONのDCD−3500RG、プリアンプが自作の窪田式FETアンプ、パワーアンプがフライングモールDADーM300Pro(2台)です。ケーブル類は、レクストさんから提供されたもの使用しました。

まず、私の3500RGの音を聴いてから、3500RGのデジタル出力(同軸)を使い、DAC-NS1Sを通して聞きました。

これだけの金額の機器ですから、大きく変化するものと大いなる期待を持っていたのですが、結果はわずかなニュアンスの変化にとどまりました。確かにDAC-NS1Sを通して聞きますと響きの潤いが増し、音の空間も見通しがすっきりします。刺激的な音がありません。元に戻しますと、3500RG単独の音は「がさつ」な感じがします。

確かに効果はあるのですが、「歴然」という修飾語を付けることができません。逆に3500RG単体の実力を再認識させてもらいました。このDAC-NS1Sの開発経緯などはステレオ12月号(2007年)に詳しいのですが、ここで語られているほどの効果は、私の装置では、ありませんでした。

上の写真をご覧になればわかりますが、細い方(通常の電源ケーブルの1,5倍の太さがあります)の電源ケーブルが付属しています。試しに太い方の電源ケーブルを装着してみたのですが、ニュアンスはほとんど変わりませんでした。このケーブルはZ−PRC01 PLAYERといって42000円します。

3500RGは導入してもうすぐ20年近くなります。その物量作戦には驚きました。何と22kgもあります。最新のCDプレーヤを導入すべく物色中ですが、逆に性能の再認識になってしまいました。百万円以上するプレーヤの試聴は幾度となくしておりますが、本当に価格差ほど音がよくなるわけではありません。その微妙なニュアンスの差にお金をかけるわけですが、それにしてもため息がでます。

最近の写真