最近のトラックバック

ブログリンク集

  • みぃさん
    ケルンに留学されたピアニスト。現在奈良県を中心に活躍中です。
  • romani さん
    ギターを愛されながらも、クラシック、特にオペラを中心にライブの感想等をブログで公開されています。
  • DokuOh さん
    ドイツ・オーストリア系の音楽の紹介およびCDの感想等をブログで公開されています。
  • 樹衣子さん
    映画、本(政治、経済、社会、その他)音楽の論評並びに紹介をブログでなさっています。
  • emi さん
    現役のピアノの先生です。ブラームスのクラリネットソナタのCDもリリースされています。
  • calaf
    calaf 自身のホームページです。
  • yuzu さん
    鉛筆画家 yuzu さんのホームブログ。グールドの描画はグールド財団のお墨付き(正真正銘)です。
  • yuzuさん グレン・グールド肖像画集
    鉛筆画家 yuzuさんの新しいブログ
  • 湧々堂(わくわくどう)
    個人でCDショップをなさっています。入手しにくい盤は一度相談されてみてはいかがでしょう。
Powered by Six Apart

« 半田付けの道具 | メイン | 巨匠たちのラストコンサート »

2008年5月23日 (金)

半田付けの補助道具

こんばんは。半田付けの道具ですが、実は肝心のものを忘れておりました。ピンケーブル、バランスケーブルなどCDとプリアンプ、あるいはプリアンプとパワーアンプを接続するコードをインターコネクトケーブルと言います。

今回はキャノンコネクタケーブル(一般的にバランスケーブル)を製作するのですから当然ケーブルが必要です。ケーブル処理は大きく分けて3種類あります。ケーブルのカット(必要な長さに切断)、被覆のはがし(1)、被覆のはがし(2)です。被覆のはがし(1)は中の芯線を出すための外側のシース(鞘)のはがしです。被覆のはがし(2)は芯線も被覆がありますから、この被覆をはがして導線を剥き出しにするものです。
Yifj1lii

左から順にラジオペンチ、ワイヤーカッター、ニッパー、ワイヤーストリッパーです。

■ラジオペンチは説明の必要はないでしょう。

■ワイヤーカッターは文字通りコードを切断するものです。外径20mm程度のコードはいとも簡単に切断できます。間違っても指を挟むことがないように。簡単に切断されてしまいます。

■ニッパーは芯線を切断あるいは芯線の被覆を剥がすのに使います。写真のニッパーは刃の部分に穴が2つ開いています。この穴の径まで切断(これ以上刃が進まない)つまり被覆だけ切断して芯線に沿ってずらしますと被覆だけ抜き取ることができます。もっとも慣れてくれば芯線の被覆の周りを何回(2,3回)かに分けて手加減すれば同じように芯線の被覆を剥ぐことができます。この手加減が難しく最初は芯ごとあるいは芯の一部(大部分)一緒に剥がしてしまうことうけあいです。最初からできる人はいませんので、これは本当に失敗していくらの世界です。1mのコードが70〜80cmになるのは当たり前の世界です(初心者の方にとって)。

特に先日紹介した電話線などは本当に細いですので、カッターなどで被覆の周囲に刃を入れて(芯線で刃が止まります)ラジオペンチで被覆を剥がす方が確実です。コードの一番外側の被覆(シース)も最初はカッターの使用をおすすめします。力加減は説明のしようがありません。これも試行錯誤です。これらは電線の端末処理と一般的にいわれています。

端末処理は今までやったことがない人も多いのでないでしょうか。人間が他の動物と違う大きな理由のひとつに道具を使うことがあげられますが、まさしくこれらの道具を使えばあとは力加減だけなのです。

■ワイヤストリッパーは文字通りワイヤーを裸にする道具です。いい名前ですね(笑)所定の位置にワイヤストリッパーを当てて切断すれば中の導線を残して剥がしたい被覆の長さ分だけ自動で剥がしてくれます。これは動きを実際見たことがありませんと想像しにくいですが、原理は芯線の外寸まで(被覆分のみ)切断した直後カッターの頭の部分がバネで外側(逆ハの字)に開きますのでそのときに被覆を伴いますので導線から鞘を抜き出すように動くわけです。その動作は見事なものです。この作業を一度覚えますと何度もしたくなります。道具の名前と関係ありますが、非常に不謹慎ですが女性の身ぐるみを剥がすような快感があります。(女性は読まないでね)この道具は練習はいりません。芯線の線径を間違えないで所定の穴に当てがえば後は手元を握るだけです。

これらの道具ですが「富士矢」、「HOZAN(ホーザン)」製のものを使えばまず間違いありません。ちなみにエレキおよびエレクトロニクスの技術者はほとんどこれらのメーカーのものを所有しているはずです。そろえれば1万円はすぐに超えますが仕事で使うのならともかく趣味で使う程度では一生ものだと考えてまちがいありません。

ここで警告です。「下手の道具しらべ」には絶対ならないでください。道具のカタログを見ておりますと本当にみんな欲しくなります。なお近くのホームセンターでは富士矢はともかくホーザンは恐らく見かけないと思います。電工屋さん電気配線関係の材料屋さんにいかないかもしれません。もちろん東京は秋葉原、大阪は日本橋、あるいはムサシなどの大型ホームセンターには間違いなくあります。

ケーブルのシースや被覆など用語がわかりにくいとおもいますので写真を載せておきます。
Dh9dt22z

左から2芯ケーブルの全体、中が芯線の被覆、右がケーブル全体の被覆(シース)です。全部カッターで処理しました。あまりいい仕事ではありませんが、この写真用に急遽作業したものです。
Unfiroxm

最後に■バイスを紹介します。物を固定する道具です。万力ともいいます。写真の赤い部分は固定する物を傷つけることなく挟み込みするために人工皮革でカバーしています。半田付けの場合は対象物が二つ、半田線、半田コテの4つのものを手で操作しなければなりません。手は2つしかありませんの残り二つは固定しておきませんと半田付け作業ができません。今回のキャノンコネクターの場合ですが、キャノン端子をバイスに固定して左手で半田線とケーブルを持ち、右手で半田コテを持って半田付けしました。左手の分担ですが、ケーブルは小指と薬指に挟み、半田線は親指と人差し指で挟みました。理由はケーブルは端子に固定、半田線は動かす必要があるからです。軽業みたいですがこれも数をこなせばできるようになります。半田線を口にくわえて作業する人もいますが、これは非常に危険ですので初心者は止めた方が無難です。洗濯ばさみなどを使ってケーブルを端子に固定するなどの方法もあります。要するに頭は生きている間に使わなければならないのです。

写真のバイスですが、大きく見えますがヘッドにの部分(赤い部分の幅)が4cmですので、軽作業用です。このバイスで固定して電動ドリルなどを使用しますと締め付けトルクが不足して固定対象物が飛ぶ恐れがあります。電動工具での作業用には絶対に使わないでください。

最後に半田コテはともかく残りはすべてカッターでワイヤーの端末処理は可能です。固定も大型のクリップがあれば可能です(幅が5cmくらいのクリップ)但しクリップを動かないようにする工夫が必要です。私も今回の作業はバイスを使わずに半田線のリールを立ててその穴に端子をつっこみ端子を固定しました。リールの穴が大きかったので、布でつめものをして固定しました。ただ慎重に作業しませんとリールがひっくり返る可能性がありますので、神経は使いましたが。通常はバイスの使用をおすすめします。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/348805/13721705

半田付けの補助道具を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

最近の写真