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2008年6月12日 (木)

ヒューイットのバッハ講座&コンサート

Glves1w4
こんばんは。1ヶ月以上も前に入手していましたDVDですが、ご紹介したいと思います。アンジェラ・ヒューイットのバッハ講座とライブ演奏の2枚組のDVDです。

講座の方は7章に分かれているのですが、各章自体もさらに細かく項目があります。各章を細かく紹介すればいいのですがかえって煩雑になるだけだと私自身思いますのです、少し(大幅?)再構成してご紹介致します。

現代ピアノでバッハを弾くことの意義から始まり、フレーズ、音色、アーティキュレーション、指使い、テンポ、リズムの処理などを具体的な演奏例で模範例を示していきます。

周知の通り(?)バッハの楽譜にはテンポ、強弱、フレーズ等の記号はほとんど例外なく指示がありません。それをどのように具体化していくのかヒューイットの例を検証していきます。

撮影の場所がイタリアのファツィオーリのピアノ工場で収録されており、ピアノもファツィオーリで演奏しています。

ライブの演奏はパルティータの第4番、イタリア協奏曲、半音階的幻想曲とフーガの3曲が収録されています。

レクチャーですが、ヒューイットが今まで開催してきたマスタークラスが基本になっています。マスタークラスとは聞き慣れない言葉かもしれません。演奏家もある程度のキャリアを積みますと、音楽院で教えるのではなく、音楽祭などの機会などに(もちろん単独で開催もあります)プロ、あるいはプロの卵の為に講座を開催します。これがマスタークラスです。

このDVDのレクチャーは入門から語っておりますので、バッハ初心者でも十分理解できると思います。有用なことは私が申しあげるまでもありませんが、バッハを学ぶ場合、実に様々な知識が必要です。といいますのは楽譜だけではどのように演奏していいのかわからないことが多すぎるのです。この点もヒューイットはきちんと説明していますので、大いに参考になります。

ファツィオーリの美しい音でヒューイットが模範演奏していますのでバッハ嫌いの方にもおすすめです。私の極めて個人的な体験で申し訳ないのですが、ここにあるヒューイットの講座内容約2時間分の内容を得るのに、私は30数年の月日と何百万円(車1台分くらい?)という経費を要しています。

バッハ演奏のとっかかりがつかめないとか、改めてバッハ演奏の指導で悩やまれている方にはおすすめです。

なお余談ですが、ヒューイットの英語は上品かつ明瞭ですので英語の聞き取りの練習になります。字幕は日本語もあるのですが、日本語的に翻訳されているので英語の語句の順番に訳されてはいませんので、日本語字幕と英語を同時に見聞きするのは違和感があります。

ライブコンサートも美しい音で魅力的な演奏です。

最後に極めて個人的な感想をひとつ、ヒューイットは極めて重要なことを知らしめてくれてはおりますが、その方法論についてはこれはあくまで彼女の提案に過ぎません。これを勘違いしますと彼女のレッスンは極めて押しつけがましいと感じられることでしょう。

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