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2008年7月 3日 (木)

無伴奏ヴァイオリン・ソナタ・パルティータ集

Bgit1v1z
こんばんは。音楽関係の本を紹介したいのがたくさんあるのですが、理解力が乏しくエッセンスを紹介しようにも、なかなかまとめられません。ご存じかどうかわかりませんが関西大学の名誉教授の谷沢永一さんの著書に「紙礫(かみつぶて)」というのがあります。書評と内容紹介とを兼ねておりまして、これを読んだだけで「その本」まるまま一冊読んだ気分にさせる驚異的な書物です。

とても「紙礫」のように書けるわけもなく、本日はCDの紹介を致します。

イリヤ・カーラーのバッハの無伴奏ヴァイオリン集です。レーベルはナクソスですが、私のナクソスのイメージは録音がやや埃っぽく、演奏者は無名(に近い)、そして演奏の出来は曲の紹介以上のものを有してはいるが、感動の余韻が続き長く愛聴盤として手元に置くということがなかったのですが、このカーラー盤は聴いてびっくり。

響きの豊かな録音で、鮮度は高いのです。結論から書きますが、フローリン・パウル(タセット盤)の響き、ミルシュタインの格調、かつて私がべた誉めしたルミニッツァ・ペトレの優美さをも併せ持つ驚異的な演奏です。何故こんなに素晴らしいヴァイオリニストを知らなかったのが、不思議というより私自身の情報不足に腹が立っています。

バッハの無伴奏を聴く時に私なり注意点がいくつかあります。音程(特に重音)そして和音(特に同時に弾けない和音)の音色です。例えばパルティータ第2番のシャコンヌを聴くよりもソナタ第1番の第1楽章アダージョを聴く方がヴァイオリニストの資質がよくわかると思います。

特に私のおすすめはソナタの各フーガです。構築感が高くこれぞ無伴奏の醍醐味です。

ところで、カーラーは1981年にパガニーニで、1985年にはシベリウスで、1986年にはチャイコフスキーのコンクールで優勝しています。技術的な裏付けは十二分にある人でしょう。

ナクソス盤ですので2枚組で2千円と少し。無伴奏を腐るほど持っている人はもちろんですが、バッハの無伴奏は初めてという方におすすめです。

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