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2009年2月21日 (土)

chiakiのピアノレッスン~ゴールドベルグ変奏曲より第5変奏

こんばんは。少し途絶えておりましたピアノレッスンのブログです。今回は左右の腕が交差すゴールドベルグ変奏曲から第5番の変奏曲を取り上げます。

この曲の本来のテンポはグールドのデビュー盤や再録盤のようにテンポはあんなにも速くないものと思われます。複雑なトリラーが付いていますので、速く弾くことは技術的にも困難ですしもし弾けたとしても装飾の役割は果たせずただの雑音となる可能性が高いです。そのためグールドの演奏は複雑なトリラーは省略しています。

とはいうものの、あのグールドのテンポは一種の爽快感があります。本日は解釈ではなく運指についての私の提案です。(楽譜をクリックしてください。原寸楽譜が表示されます)

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変奏曲の第5番の冒頭の部分です。そんなに問題がある部分ではないのですが、ヘンレ版(原典版)の運指は大いに問題ありです。出だしのレは1です。最初から6つ目のソにも1が振られています。ということはここでポジションが変わります。2小節目の前から3番目のファ#は3になっています。ということはここでまたポジションが変わります。

私が思うにレからシまでのそんなに広くない音程でポジションを2回も変える必要があるのかということです。ヘンレの運指はハンス・マルティン・テオポルトという人がつけていますが、何とも洗練されていない運指をつけたものです。

私の運指ですが、第1小節の3番目のファ#を3で、5番目のファ#を2で弾くことがミソです。上側についている汚い数字が私の運指です。さらに付け加えるならば3小節目の10番目のシを5以下ラソを43でとります。同小節9番目のソは1ですから同じ音を違う指でとっております。

以上のような運指をつけることによりポジション移動が極小で済みます。それだけ演奏が容易に行えるわけです。

ピアノの楽譜の運指は「ひとつの提案」であってお奨めでは決してありません。レッスンでは代替案をその場で提案してあげないといけません。実は1月31日の録音時は楽譜の運指で演奏したのですが、疑問もあり修正したのです。普通ある程度弾けていましたら運指は変更しないものですが、私はよりシンプルな運指をもとめておりますのでよく変更します。弾きにくいといわれれば無理押しはしません。「最初は弾きにくいが慣れてきたら今まで以上に楽になる」といった嘘は絶対につきません。

グールドが言うには「運指とは自然発生的に生まれてくるもので、変更しようと思えばいつでもできるといった程度のものらしいです。弾いてみて直感的に弾きにくい運指は駄目な運指です。

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