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2009年7月15日 (水)

見知らぬピアニスト エデルマン その3

こんにちは。エデルマン3回目。今回はシューマンです。幻想曲ハ長調、アラベスク、交響的練習曲の3曲を聴きましたので印象を少し書きたいと思います。

レーベルはエクストンのTRITON(トリトーン)です。HQSACDですが、もちろんCDでも聴けます。まず幻想曲ですが、その名の通り美しい部分は本当に沢山あるもののとりとめがなく何度聴いてもこの曲は落ち着きません。しかしながら幻想曲とタイトルはなっていますが中身は立派なソナタです。シューマンが遠慮した?のもわかるのですが、それにしても美しい部分がこれだけ多いのに何故あちこちとふらつくのでしょうか。これはもちろんシューマンに対する疑問です。

エデルマンは曲に沿って大きく彷徨いながも確かな方向性があり、見事に終着駅に辿り着きます。大きな音でも美しいですが、雰囲気を変える時に見せるp(ピアノ)、pp(ピアニシモ)が本当に美しい。冒頭の騒がしいアルペジオの中に朗々と歌われる旋律を聴くだけでも価値があります。音の美しさは第3楽章で溢れつくします。エデルマン真骨頂はこの3楽章ではないかと思います。旋律が美しいのはもちろん、その導入である低音を中心とした伴奏のゆらめきも単なる伴奏にとどまらぬ歌の連続。

次のアラベスクですが、こんなに美しいアラベスクもまた珍しい。きらめく部分が多いのですが表現がまことにもって控えめでこんなに気品のあるアラベスクは聴いたことがありません。中間部も大きく歌いますが抑制が効いています。

最後の交響的練習曲ですが、この曲のこれまでの名演奏・名盤の仲間入りをしたと書けば十分ではないかと思います。それはテーマのを聴くだけで全体を予測できるほどです。エデルマンは5番目の変奏曲の後に遺作の5曲の変奏曲を挿入しています。どうしてもいう方は遺作の5曲目(トラック番号15)をまずお聴き下さい。

エデルマンの次のリリースはショパンのバラード全集、幻想曲、幻想ポロネーズ、舟歌だそうですが、私の中でエデルマンに対する評価は決定しているのですが、それはバラード4番を聴いてからにします。

Edelmannschumanns

シューマン 

♪ 幻想曲ハ長調 作品17

♪ アラベスクハ長調 作品18

♪ 交響的練習曲 作品13(遺作5曲付き)

 TRITON EXCLー00025

 2009年2月24~26日 富山 北アルプス文化センター

 使用ピアノ 不明

ピアノ セルゲイ・エデルマン

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