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2009年10月17日 (土)

chiakiのピアノレッスン 「ゴールドベルグ変奏曲 VAR23」

こんばんは。久しぶりでのレッスン記事です。別にレッスンをサボっているわけではありませんが、回数は発表会を予定してしるときに比較しますとはるかに少なくなっています。本日の副題は「蒸気機関車と新幹線」

ゴールドベルグの第23番変奏の楽譜をごらんいただけければわかるのですが、格別難しい曲のようには思いません。私たちが使用している楽譜はヘンレ版を主に装飾音の確認のためカークパトリック版です。このカークパトリック版は運指が一切ありませんので、これだけで弾ける人はごく一部のプロと自称天才ピアニストだけだろうと思います。左手と右手が半拍ずれているだけですがこれが何とも悩ましく、ゆっくり弾いているぶんには特に問題ないと思います。

グールドの81年録音盤で聴きますとテンポは四分音符で約98ですので、楽譜に出てくる32分音符は98÷60×8(四分音府の8倍の数)=13/秒となり、1秒間に13個弾かなければなりません。

グールドの演奏はこの8分と16分音符でなる音階部分は蒸気機関車を思わせる推進的なリズムと急速な32分音符は新幹線を思わせます。これを聴きますとまったく練習する気は失せるのですが、楽譜をみてみますと運指を代えれば、なんとかなりそうです。私は何度も書いていますようにグールドの音階は本当に精緻で余人には真似ができません。歴代のピアニストではそれこそグールド以上の技巧の持ち主はたくさんいますが、音階(だけではありませんが)の制御についてはオンリーワンの存在です。ルービンシュタイン(アルトゥール)が、「生まれ変わったらグールドの手(指)を持ちたい」とはこのことだろうと思います。

第23変奏はデビュー盤は52秒、81年盤は58秒です。技巧の勢いは明らかに衰えが感じられますが、推進力のあるリズムに逆にしなやかさが加わっており、私は81年盤の方が好きです。

楽譜の書き込みは私が提案した運指です。短時間で今まででは考えられないぐらいの効果がありました。音階の運指には原則のようなものを私は設定しております。できるだけ同じパターンの指遣いを設定し例外を極力なくす。32分音符ですが、指を鍵盤から離れた位置から打鍵しますと間に合いません。4音5音まとめてあらかじめ触れておいて一気に指にかける力を移動していきます。一本指で鍵盤の上を滑らすグリッサンドのような音が求められます。

それにしてもバッハは楽しく技巧を取得できる曲を残してくれたものです。

Goldbergvar23

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