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2009年10月 3日 (土)

ラインセレクターの製作~バランス接続用 第3回目

こんばんは。前回が何か尻切れトンボのようになりましたが、これは娘のピアノのレッスンに急遽切り替えたため、ブログを中断して残りを書くつもりだったのですが、忘れてしまっておりました。

私はオーディオの記事であっても娘が読んで理解できるように書いております。これは意外に思われるかもしれませんが私のブログはすべてそうです。もちろん娘がオーディオの工作に興味を示すことは先ずありませんが。

話が横道にそれました。前回は「穴開け」の道具とその使用方法のことだけになりましたが、段階を踏んでセレクターを自作に関してまとめておきます。

1) どういう仕様のセレクターを作りたいのか(設計アイデアの段階)

2) サイズの決定、入力数、出力数、接続仕様(RCAかバランスか)、切り替えスイッチの仕様(ロータリーか通常のトグルスイッチかも含む)、内部配線のコードの仕様

3)工作にどのような道具が必要なのかそれを列記する。

 穴開け= 電動ドリル ドリル刃、テーパーリーマー、ホールソー、ヤスリ等

 半田付け=半田コテ、半田、半田付け対象品固定バイス(作業補助用具)

4〉作業に対する注意事項などをあらかじめ列挙しておく。当然もっとも大事なのが作業手順です。

 今回の場合特に注意したのはレセプタクルの取り付け穴加工です。レセプタクルもメーカーのホームページから入手した仕様書で取り付け位置などの数値がわかりますが、これを最初に罫書いてしまうと誤差がでます。これは本体の穴加工に誤差がでるから当然です。通常アマチュアの工作では許容以上の誤差は間違いなく出ます。ですから穴加工の後に現物合わせをした方が確実にできます。

もうひとつあります。それは内部配線の長さです。最短距離での配線は外観からも電気的にも良いに決まっていますが、半田付けの作業が大変難しくなります。ですからこれは妥協できる長さをあらかじめ決めておかなければなりません。

Dsc00276

上の写真はレセプタクルの穴加工を終わり、ビス止め(仮止め)したときのものです。レセプタクルの穴がうまく加工できていることがわかると思います。この仮止めという作業はとても大切で、配線を半田付けする前には必須の作業です。

Selecterpbl08

上の写真は出力のレセプタクルとスイッチとの配線を半田付けしたものです。スイッチはもちろん仮止めです。随分内部配線が長いように思われでしょう。出力はスイッチの9端子の中央の3極に配線しますので、最初に半田付けをします。理由は半田付けの作業を容易にするためで、半田コテの上下にスイッチの端子だけならいいのですが、既に半田付けしている配線が近接することを避けるためです。

Dsc00282

次に入力側のレセプタクルの配線をすべて済ませておきます。

Dsc00285

今回内部配線を長くとった理由が上の写真でわかると思います。配線を短くすればケースの中で半田付けをすることになり作業が難しくなります。一方長ければケースの外で作業ができますので、作業が容易になり、確実性もあがります。上では主力の配線を終えA入力の右チャンネルの端子付けを行っているところです。1A、2A.3Aと書いているのは見栄えが悪いですが、バランス型のコネクター1番GND、2番HOT、3番COLDに従っています。コードのブルーはHOT(2番)、白はCOLD(3番)、黒はGND(1番)です。黒の部分はもともと4芯のシース(鞘)部分でアース(GND)に相当しますが、銅線が裸ですのでアセテート絶縁テープを巻いております。コードの構造については後ほど説明します。

Dsc00287

最終配線を終えたところです。当然ですか上のような配線では商売は絶対にできません。理由はおわかりになるとおもいます。見栄えとコストは商売では最優先します。ところで、私の場合配線の長さは今回6本とも250mmに統一しました。自作ならではの仕様です。

さて今回使用したケーブルですが、ノイズに強いバランス仕様のコードを選びました。もちろんコストも重要な要素です。

Dsc00278

被覆を剥がした状態では上の写真のようになっています。銅線のシースが見えると思います。

Dsc00280

銅線のシースを捩りますと、内部の芯線が見えてきます。上ではブルーと白を1本ずつ捩っているように見えますが実はそれぞれダブルで捩られております。下をご覧下さい

Dsc00281

シースは捩っていますが、この後絶縁テープを巻いて裸部分はブルーと白の長さに合わせます。3極なのに何故内部がダブル構造になっているのかといえば、2芯×2で捩ってあるほうが外来ノイズに強いそうです。マイクのプロユース(プロの使用方法)では数10mに及ぶことがあり、外来ノイズを極力避けるための仕様だそうです。もちろん25cm程度ではその影響はほとんど心配ありません。またバランス接続は原理的に正相と逆相に乗ったノイスを反転アンプで逆相反転させることによりノイズを打ち消します。

最後になりましたが部品の仕様品番と購入価格、購入先などを参考までに書いておきます。

ケース (タカチ) CU-15 200W X 100H X 170D @1743円 マルツパーツ

スイッチ(日開) S-32 3極双投(0NーON) 2つ     @850円 マルツパーツ

レセプタクル(ITT CANNON) XLR3-31F77(メス) 4つ   @620円 サウンドハウス

レセプタクル(ITT CANNON) XLR3-32F77(オス) 2つ   @380円 サウンドハウス

マイクケーブル(モガミ)2534(4芯 6Φ) 10m @180円/m サウンドハウス                  

 

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ラインセレクターの製作~バランス接続用 第3回目を参照しているブログ:

コメント

自宅スタジオでラージモニターとスモールモニターの切り替えを作るのに参考にさせていただきます。一つ質問ですが,スイッチが2つということはLR独立のスイッチと言うことでしょうか?

shrimpさま、初めまして。

閲覧ありがとうございます。ご質問ですが、4極双投ならLR独立です。8極双投のスイッチがあればスイッチひとつでいいのですが、汎用品ではおそらくないと思います。

平衡伝送の原理からして、グランドは(引き回さずに)全てシャーシに落としても良いのでは、、、
記事の様にグランドも全て切り替えるのでしたら、シャーシは(加工のしやすい)プラケースでも性能的に同じと思うのですが、如何でしょう?

ひぃ〜樣

初めましてコメントありがとうございます。一度返事を書かせていただいたのですが、その後スパム風なコメントがあり、それを削除するときに誤って削除してしましました。

切り替え器ですが、あくまでCDプレーヤーとアンプの中継地と認識しています。ケースに設置すれば、スイッチの極数、半田付の手間が削減されますが、音質的なメリットは、私にはわかりません。

プラスチックケースは仰るとおりです。見栄えのいいものがあればいいのですが。

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