最近のトラックバック

ブログリンク集

  • みぃさん
    ケルンに留学されたピアニスト。現在奈良県を中心に活躍中です。
  • romani さん
    ギターを愛されながらも、クラシック、特にオペラを中心にライブの感想等をブログで公開されています。
  • DokuOh さん
    ドイツ・オーストリア系の音楽の紹介およびCDの感想等をブログで公開されています。
  • 樹衣子さん
    映画、本(政治、経済、社会、その他)音楽の論評並びに紹介をブログでなさっています。
  • emi さん
    現役のピアノの先生です。ブラームスのクラリネットソナタのCDもリリースされています。
  • calaf
    calaf 自身のホームページです。
  • yuzu さん
    鉛筆画家 yuzu さんのホームブログ。グールドの描画はグールド財団のお墨付き(正真正銘)です。
  • yuzuさん グレン・グールド肖像画集
    鉛筆画家 yuzuさんの新しいブログ
  • 湧々堂(わくわくどう)
    個人でCDショップをなさっています。入手しにくい盤は一度相談されてみてはいかがでしょう。
Powered by Six Apart

« ちょっといいお話 | メイン | chiakiのピアノレッスン 「ゴールドベルグ変奏曲」の開始時期 »

2010年2月25日 (木)

chiakiのピアノレッスン 「ゴールドベルグ変奏曲」

こんばんは。ひさしぶりの記事になりました。書くことはたくさんありますが、やはり正確に伝えようと、書き直しが多く、ことがうまく運びません。ゴールドベルグ変奏曲の「譜読み」が終わりました。

「譜読み」といいますのは、音楽関係者の独特な言葉で、文字通りの、「楽譜を目で読むこと」ではありません。一応ひと通り弾けるようになることを意味します。どの程度弾けるのかと申し上げますと少なくとも「鑑賞に耐えうる演奏ではまだまだない」ということだけは確かです。

ヘンレ版の楽譜の冒頭のアリアには娘が2006年1月3日と記入しておりますので、譜読みをするのに4年を要しております。もちろん4年間連続して練習してたわけではありませんが、それにしてもよく譜読みができたと思います。

バッハ演奏の大きな関門として、目の前の楽譜があればそれだけで演奏ができるわけではありません。テンポ、装飾音、運指、音価、等々問題は相当あります。私たちが使用しているヘンレ版の楽譜は原典版と銘打っておりますが、装飾音の解決例は示されておりません。装飾音の解決例を表示したカークパトリック版が必要になります。このカークパトリック版は運指の記入がまったくありません。ヘンレ版の運指は前々から何度も書いておりますが、音楽学者の運指で、これはひとつの提案、あるいは示唆であって、とても実用にはなりません。

楽器を演奏される方がよく陥ることですが、手元にある楽譜で、あるいは先生の薦める楽譜で安心してしまって、同曲異版を自分で揃えようとしないことです。

ゴールドベルグ変奏曲のマスター(譜読みではありません)の期間はプロの場合どのくらいでしょうか?ロザリン・テュレック、グレン・グールド、マルティン・シュタットフェルトがたしか1週間ぐらいだったと思います。1週間で驚いている方は、プロにはまずなれないでしょう。ここは、プロになる人ならば当然そのくらいと考えなくてはいけません。曲は違いますが、ジルベルシュタインさんがアルゲリッチの代役でラフマニノフの2番のピアノ協奏曲を依頼され本番まで2日しかの余裕がなく、それまで演奏したことがなく、1日で覚えたそうです。このような能力がありませんと、千載一遇のチャンスは活かされません。しかし、私たちはアマチュアですので、時間はたっぷりあります。

chiakiの演奏ですが、グレン・グールドの演奏が、以前は「夜空の星」ぐらいの距離に感じましたが、今は日本とカナダぐらいの距離に近づいたと私は思っています。以前は発表会向けにバッハのパルティータなどの練習で、ゴールドベルグは練習時間はそう多くなく、集中度も大したことはありませんでしたが、発表会、録音、カナダ旅行の具体的な目標を設定したところ、猛烈に練習時間、集中度もあがってきました。先日など、夕食抜きで午後4時半から10時まで休憩なしでレッスンしたほどです。

各曲のレッスンの内容については、個別の記事で報告したいと思います。ちょうど2年前の今頃chiakiはもうピアノを止めたいと言って練習を一切しなったのです。この2年間は実に感慨深いものがあります。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/348805/23433781

chiakiのピアノレッスン 「ゴールドベルグ変奏曲」を参照しているブログ:

コメント

こんにちわ。

>ヘンレ版の運指は前々から何度も書いておりますが、音楽学者の運指で、
>これはひとつの提案、あるいは示唆であって、とても実用にはなりません。

とありますがテオポルドさんはピアニストではないということでしょうか?
ヘンレ版の色んな楽譜で運指を担当しているようなのでピアノ演奏に通じていることは間違いないと思いますけど。

cooleeさん、はじめまして。コメントありがとうございます。Hans-martin Theopoldさんですが、ピアニストかどうか、私にはわかりません。以前にも検索しましたが、該当がありませんでした。

>ヘンレ版の色んな楽譜で運指を担当しているようなのでピアノ演奏に通じていることは間違いないと思いますけど。

わたしが、気をつけているのは、まさしくこのことなんです。もちろんこのように信じるのは個人の自由ですが、運指は最終的には極めて個人的なものと考えております。

コメントを投稿

最近の写真