最近のトラックバック

ブログリンク集

  • みぃさん
    ケルンに留学されたピアニスト。現在奈良県を中心に活躍中です。
  • romani さん
    ギターを愛されながらも、クラシック、特にオペラを中心にライブの感想等をブログで公開されています。
  • DokuOh さん
    ドイツ・オーストリア系の音楽の紹介およびCDの感想等をブログで公開されています。
  • 樹衣子さん
    映画、本(政治、経済、社会、その他)音楽の論評並びに紹介をブログでなさっています。
  • emi さん
    現役のピアノの先生です。ブラームスのクラリネットソナタのCDもリリースされています。
  • calaf
    calaf 自身のホームページです。
  • yuzu さん
    鉛筆画家 yuzu さんのホームブログ。グールドの描画はグールド財団のお墨付き(正真正銘)です。
  • yuzuさん グレン・グールド肖像画集
    鉛筆画家 yuzuさんの新しいブログ
  • 湧々堂(わくわくどう)
    個人でCDショップをなさっています。入手しにくい盤は一度相談されてみてはいかがでしょう。
Powered by Six Apart

« アナログ狂騒曲(協奏曲) 第2回 素晴らしきオーディオファイル | メイン | アナログ狂騒曲(協奏曲) 第4回 素晴らしきオーディオファイル~その3~ »

2010年10月23日 (土)

アナログ狂騒曲(協奏曲) 第3回 素晴らしきオーディオファイル~その2~

こんばんは。前2回とも、なんだか羊頭狗肉の様子を呈しているような気がしますが、かきたいことの核心までなかなか筆が進みません(タイプが進まない?)。これは長くブログをサボっていたからで、日々研鑽を積み重ねないと落ちていく典型かもしれません。

さて、アナログ狂騒曲第3回目~素晴らしきオーディオファイル~その2~ですが、前回は自前のアナログ機器の紹介で終わってしまっております。もちろん、これが、これからお話することの大前提(敲台)になるのですが、如何せん、終わり方が悪いです。私のオーディオ機器はcalaf のホームページで、すでに掲載してありますので、興味ある方はごらんになって下さい。私のオーディオで紹介しています。

以上のことを前提に、今回私がアナログ回帰するに当たってもっとも欲しかったのが、ベルトドライブプレーヤーでした。その理由は追って説明するとして、下記にオークションで手に入れようとアナログ関連の機器を列記します。

● ベルトドライブプレーヤー

● カートリッジ MM MC型両方

● 針圧計

● トーンアーム

● トーンアームケーブル

● フォノイコライザー

● アナログプリアンプ(フォノ入力が付属)

● アナログパワーアンプ

これは、私の優先順位ですが、必ずしもこの順番で入手できたわけではありません。今だからこのように書けるのですが、ほとんど思いつきのように次から次へと思い浮かんできたのです。

私が欲しかったベルトドライブのプレーヤーはマニアの間では有名ですが、市場に出回っている数も少なく、しかも10年くらい前にデジタル全盛時代に初めて登場したブランドでした。ですからベースモデルでも当時の価格で35万円もしましたので、時期と価格を考慮すれば、そんなに売れている製品ではありません。したがってオークションで見つけるのはすぐには難しいと考え、真っ先に手をつけたのがカートリッジでした。

 カートリッジはアナログのいわば入り口で、レコードの溝を針で拾って、針の3次元の動きを電気信号に変換する重要な部分です。左右の出力の区別は忘れましたが、ステレオレコードは水平方向と垂直方向に溝が切ってあります。

このカートリッジをヤフーのオークションで入手した経緯をお話します。鎌倉市のお住まいのk・Jさんから下記の」カートリッジ5品を落札しました。

● SHURE V15 TYPEⅡ
● SATIN New M-11
● DENON DL-301Ⅱ
● FR-5E
● Audio-technica AT12E
ところが、試聴したところ、上記の5点の内、SATIN New M-11とFR-5Eが音が出ませんでした。これはよくあることで、長期間使用をしていませんと、可動部分に異変が起きるわけです。このことをk・Jさんに連絡したところ、1週間ほど経って、別のFRとSATINを送ってくださったのです。上記の5点とは別にパイオニアのPS600というカートリッジがおまけで送ってもらっていたので、私は本当に驚きました。電話で直接、「不具合は仕方がない、素晴らしいパイオニアでそれを補って余りあります」と。それでも、k・Jさんは納得されず、オークションで別途入手した代替品を送ってこられたのです。本当に誠実なオーディオファイルだと思います。
代替品として送られてきたのが、SATIN M-11E、FR-6SEです。前者は妖艶、後者は躍動と比喩できるほど、素晴らしいカートリッジでした。念のために調べてみますと、k・Jさんが、この2点を落札した金額が、私が落札した金額の50%を超えているのです。そこまでして落札者に信義を持って応える方に出会えたことは望外の幸運でした。
話がまだ続き、なんとソニーのベルトドライブプレーヤーまで、無償で送ってこられました。ベルトその他に不具合があり、すぐ使用できませんが、いずれ修理して使おうと今は部品などを調査しています。
最後に私がk・Jさんに連絡した内容をここに記載して今回は終にします。
k・Jさま おはようございます。
大変ご心配をおかけいたしました。k・J様のご心配は一部あり、残念ではありますが報告させていただきます。結論を先に申し上げますと、以下のようになります。
FR 5E 
全く音がでません。
SATIN NEW M-11 
音は出るのですが、その独得のくぐもった音質は本来のものかどうか疑問が残り
ます。これは後ほど詳しく報告いたします。
さて経過報告ですが、SATINをまず聴きましたが(針圧2g)妙な響きが付いた音でとても聴くに耐えません。出力は4mVなのにMM入力では音がほとんど聞こえません。MC入力でようやく聞こえたのですが、奇妙なエコーが付帯した音でした。実をいいますとDENONも傾向が同じような音がしたのです。
夕方5時から7時まで、仕事で中断したあと、11時から1時ごろまでかけて試聴しました。SATINは針圧を2gから4g(指定最高)にすることによってMM入力で聞けるようになりました。が、よく言えば色気、悪く言いますと過剰フェロモンを放出するのがSATIN本来の音でしょうか。私の勘ではありますが、長時間未使用によるダンパーの硬直があるような気がします。
DENONは11時からの試聴で一変しました。CDを思わせる切れ味とアナログ本来のふくよかな響きを両立し、音の新鮮さは抜群。ミケランジェリのグラモフォンから出ているショパン作品では背筋が凍る音を再現してくれました。絶品といって過言ではありません。
FR 5Eですが、これはダンパーの硬直化、及び劣化によるものだと思います。SHUREはこれは私が昔から知っている音でいわゆるスタンダードですが、期待が大きすぎたため逆にがっかりしました。
PIONEER PS600はまったく期待しておりませんでしたが、切れ味が素晴らしくDENONとよく似ているのですが、DENONのように響かせ過ぎることがありません。私が非常に好きな音です。立派なシェルが付いていますね。

響きの美しさは、DENONとは違い映画の中の女優さんではなく、舞台の女優さんを観ている感があります。要するに身近なのです。今回の大きな収穫です。

オーディオテクニカのAT12Eですが何の期待もせずに聴きましたがパイオニアには大きく水を開けられますが、SHUREに近く、これまたスタンダードの安心感があります。

正直に申し上げますと、SATINを聴いた時、あれほどのお人柄のk・Jさんを疑ってみたりもしました。しかし私の人生経験からして、k・Jさんのためだけでなく自分のためにも、できるだけ色々なテストがないかを考えました。結果それがよかったわけです。
オーディオ製品ほど気まぐれなものはありません。私も昨日フォノが使えるアンプをほぼ10年ぶりで結線して、k・Jさんからのカートリッジの試聴に備えました。ところが右チャンネルから音が出ません。故障かと思っておりましたらバランスボリュームが左一杯になっていたのでありました。スピーカーの故障を調査するためにそうやったことをあとで気が付きました。
以下はk・Jさんのためだけでなく自戒を込めて提案いたします。
● 新品であっても音出しは事前(送付前)に必ずすること。古い製品は当然の
  ことです
● その時の使用機器もメモしておくこと
● 製品の取扱説明書のコピーあるいはデータシートを商品に添付すること
さて、ここまでくれば肝心のことが抜けていると感じられかもしれません。私の個人的な考えを述べます。
ネットオークションにリスクは当然自分自身が負うべきです。事前質問でいくらでも性能確認の「裏」をとることができます。特に私は日本人です。欧米的な契約取引絶対は馴染めません。もともとFR-4Eは対象外でした4品を5品に増やされ、さらに6品にされたのでした。結果論ではありますが、パイオニアを入手できた幸運を喜ばなければなりません。
浪速節的ではありますが、私はk・Jさんのオーディオ機器を「引き継いだ」のです。同じ愛好家であるならば大切に扱う義務があります。
最後に採点をもう一度
● デンオン 5、
● パイオニア 4.8
● シュアー 4
● オーディオテクニカ 3.8
● サテン 3
● FR  0
(以上5段階表示です)
長々とお付き合いありがとうございました。
追伸
 ソニーのシェルは無難ですが、音がよくないです。
calaf(8月31日 午前2時21分)
 「こんばんは。本日送られきた、SATIN、FRとも素晴らしい性能でした。特にFRはダイミックレンジと周波数特性は驚異的です。SATINの高音域のなまめかしい音色はFRにはないものです。レンジはFRに及びませんが大変魅力的な製品です。
ありがとうございました。」
Chottoiinioiimg600x4501282312203jko

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/348805/25287483

アナログ狂騒曲(協奏曲) 第3回 素晴らしきオーディオファイル~その2~を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

最近の写真