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2009年7月30日 (木)

chiakiのピアノレッスン 「ゴールドベルグ変奏曲 VAR15」

こんばんは。久しぶりでの「レッスン記事」です。この曲は次の16番とともに5月の中旬から練習しているのですが、さっぱり成果があがりません。練習といっても単に指を動かしているといっても程度の評価しかできません。

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2009年7月21日 (火)

chiakiのピアノレッスン余話 「ゴールドベルグ変奏曲 VAR15」

こんにちは。ピアノレッスン余話の2回目です。今回はバッハのゴールドベルグ変奏曲です。

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2008年10月21日 (火)

ゴールドベルグ変奏曲再び

こんばんは。1昨日のホームコンサートの反省を娘と二人でしました。新曲を覚えるには何か外部との刺激が必要なのは一致しました。拙い演奏でも喜んで頂ける方が存在するのは本当にありがたいことです。

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2008年10月19日 (日)

ホームコンサート無事終了

こんばんは。ホームコンサートは無事終了しました。うまく弾けた曲もありましたが、問題点も多く見つかった演奏でした。でもゲストの方にはたいへん喜んで頂けました。

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2008年9月18日 (木)

ホームコンサートの概要

こんばんは。calafです。以前、ホームコンサートのお知らせはしておりましたが、恐らく多くの方が考えられているホームコンサートとは違うものですので、概要をご紹介したいと思います。

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2008年7月 1日 (火)

chiakiのピアノレッスン 「プレリュード第6番ニ短調」〜平均律第1巻

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こんばんは。ピアノレッスンですが、今回は平均律の第1巻から6番のプレリュードニ短調です。楽譜をご覧ください。3連符の3つ目の音が次の和音の1番目と2番目の音で協和音を形成していますが、リズムは前の3連符の3番目ですので、指遣いは困難ではないにしてももつれるような感じです。ほっとする間もなく、いきなり「ラ」の音まで飛びます(はずしやすく間ができやすくなります)。

私のようなど素人がバッハの平均律を誉めても、いかにも白々しい感じがしますが、この曲は本当によくできています。アルペジオの曲でありながら、一種隠れた旋律のラインがあり、しかも単音のメロディながら、左手の旋律と交錯し、曲の終わり頃には3声のラインが入り組みます。和音が半音階的に変化しますので、響きが非常に斬新です。しかも全体が舞曲かと思われるほど、乗りやすいリズムを持っています。

chiakiですが、是非グールドの演奏を聴きたいといったのですが、すぐに見つからずまず黙ってアシュケナージの演奏を再生しました。「グールドはこんな『まったり』とした演奏はしないはず」とさすがは私の娘です。もちろんグールドの演奏は過去一度も聴かせてはおりませんし、私も実は購入して以来ですから10年以上も聴いておりません。

ここでの「まったり」は本来は優美、まろやかなという意味ですが、chiakiはそうではなく「平均的な、穏当な」という意味で言っています。私はアシュケナージの演奏も好きですが、いわれてみると優等生的な演奏です。

テンポは速くなくていいですが、リズムを格好良く乗せるには相当練習が必要と思われます。ヴァイリンまたはヴィオラとチェロの競演で演奏しても楽しい曲になりそうです。

グールドの演奏ですが、右手はレガートではなくわずかにノンレガート、左手はノンレガートとレガートを使い分けています。毎度おなじみですが、左手のリズム感が抜群、右手のアルペジオの一音一音の精緻なことは、彼の際だった技法のひとつです。第1番ハ長調の癖ある、それこそ「変化のための変化」をくそまじめに演奏している同一人物とはとても思えません。平均律の中でグールドの名演はたくさんありますが、この第1巻の6番のプレリュードは彼の演奏法が遺憾なく発揮されている名演中の名演です。

娘のレッスンですがもちろん右手はレガートです。完璧にレガートに弾けるまではグールドのようなノンレガートは禁止しています。左手もリズムが主体のところと旋律主体のところのノンレガートとレガートの使い分けを指導しています。グールドはノンレガートでも旋律線が美しくでますが(一音一音が美しいタッチなのでそれが可能)娘はとても出ません。私が何度も紹介しておりますので、ご存じ方も多いと思いますが、グールドのノンレガートはレガートのタッチ(指は立ってません)で音の隙間の空白時間があるだけですので、音質そのもはレガートと変わりありません。これを習得するのは並大抵(普通の人は無理。まず基本的に耳が良くなければ不可能だろうと思われます)。

ゲレーロのレッスンで極めて遅いテンポでスタッカートを弾くレッスンがあったそうです。若き日のグールドはこの練習を忍耐強く練習し続けたことがグールドの兄弟子たちによって証言されています。この練習でグールドは神業のようなノンレガートの基礎を習得したのではと私は想像しています。

なおグールドの美しいノンレガートを是非聴いてみたい方はベートヴェンのピアノ協奏曲の第2番変ロ長調をお聴きになってみください。

レッスンがなんだか「グールド賛」になってしまいましたが、真似はほとんど不可能ですが、彼が意図した表現法は「変化のための変化」といったものもありますが、この6番のように曲の変化を美しく、くっきり、しかも立体的に描き出すといった極めて真面目に取り組んだ曲も少なからずあります。

2008年6月28日 (土)

chiakiのピアノレッスン 「アダージョ」〜弱音の練習

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こんばんは。今回は久しぶりにピアノレッスンです。余程のピアノ好きあるいはマニアでもない限りこの譜面は初めてではないでしょうか?

バッハには無伴奏ではないヴァイオリンとチェンバロ+通奏低音のための6曲のソナタがあります。この曲は第5番ヘ短調第3楽章のアダージョです。原曲のヴァイオリンは二重音ですが、ピアノ編曲では右手は4重音になっています。

調性はハ短調ですが、これは原曲と同じです。編曲はアレクサンドル・シロティです。1927年にカール・フィッシャーから出版されたのですが、長い間忘れられた存在になっていました。ピアノへの編曲物ではネット界の超有名人物Nさんでも所有していなかったのですが、彼の尽力でシロティー編曲のバッハ作品を初めてとする多くの作品が再出版されたのでした。私も1曲だけですが、協力しています。

話がそれてしまいましたが、原曲のヴァイオリンの美しい重音の再現は難しいのですが、ニュアンス豊かな和声を駆使して極めてデリケートな作品に再創造されています。

この曲の難しさは右手の微妙な和声の推移を明確に描くことおよび左手の控えめなアルペジオの奏法にあります。下手(例えばchiakiのような)が弾けば全く何を弾いているのかわかりません。ナクソスから出ているリスト・ラウリアラの演奏は美しい演奏ではありますが、決定盤とは言えません。
もっともこの演奏のCDはナクソス盤が一番入手しやすいと思います。イアン・ホブソンも弾いてますが、この曲の真価にはほど遠い演奏です。

この曲での練習ですが、左手のものすごく控えめなアルペジオの弾き方にあります。誤解を恐れずに書けば指だけの重みでアルペジオを弾いていくのですが「そっと押さえていく」という方がわかりやすいのではないかと思います。ほぼ毎日練習していますが、私の理想の6割もいってないのでと思います。バッハの曲で左右対等に弾くのが当たり前のchiakiにとっては超難題になっているはずです。たおやかなさざ波のような表現を目指しています。

ピアノが弾ける方は是非弾いてみてください。ちなみに昨年の発表会のアンコールで弾いたのですが、だめとはいいませんができは理想の半分もいってないと思います。但しセミコンとはいえグランドピアノの豊かな響きに助けられ、演奏そのものは家の練習では聴けないような音の流れになっていました。悲しいことにこのアンコールがビデオ撮影(撮影は私の家内)できていないのです。

2008年6月 3日 (火)

chiakiのピアノレッスン 12の小プレリュード第3番

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こんばんは。引き続きバッハの12の小プレリュードです。この楽譜をよく見ますと何か片手で演奏できるのに強引に両手に分担したように見えませんか?

バッハ作品番号BWV999のリュートのための小プレリュードがオリジナルです。この曲を見るのは本当に辛いです。30数年前のあのときのショックが今でもまざまざと蘇ります。

この曲はセゴビアの名演奏があるのですが、私は30数年前当時はピアノではなくギターを趣味(大学ではギタークラブにはいっていました)にしていました。ピアノは家にありませんでしたが、ギターと同様大好きでした。田村宏さんというピアニストがNHKで「ピアノのおけいこ」という番組の講師をされてたときにレッスンで使われていたのがこの曲でした。「ピアノのおけいこ」ですから当然対象は子供しかも小学生の低学年です。私はとても画面をまともに見ていられませんでした。

この小プレリュードはギターのリサイタルでは頻繁というほどではありませんが、いわゆるバッハの一連のレパートリーのひとつということでギターの世界では認知されていたのです。

つまりピアノではこどもの練習曲をギターではリサイタルで演奏されていたわけです。いくらオリジナルレパートリーが少ないといっても、この悲しさ、辛さはご理解頂けるでしょうか。もちろんギターではピアノで弾く以上に立派な演奏ができると信じてはおりましたし、現にセゴビアの演奏はピアノには絶対負けないというぐらいの内容があります。

話は戻ってchiakiにはこの曲は弾かせないでおこうと思ったのですが、順番をとばすのも変ですし、そのまま練習させています。この曲のレッスンでは、ピアノでギターのような響きを出すようにレッスンしている自分を発見して驚いています。もちろん原曲がリュートの曲だと教えてのことですが、私の悲しい体験は話しておりません。

2008年6月 1日 (日)

chiakiのピアノレッスン 12の小プレリュード第2番

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こんばんは。再びchiakiのピアノレッスンです。本日は12の小プレリュード第2番です。楽譜を見るととても簡単なように見えますが、これが意外と難しいのです。理由は簡単、4小節目から右手と左手が入れ替わっているからです。最初の左手のドのオクターブですが、3小節にわたってタイが結ばれておりますが、これは小節の度に弾き直しても構いません。「低音の長く結ばれているタイを弾き直しても構わない」というのはバッハの本をいろいろ読んでいくうちに発見しました。当然のように、楽譜(全音版)にはそのようなことはいっさい書いてありません。

いったい何のための楽譜かと思う訳です。

ところで、この曲はハ長調で書かれていますが、練習はこのハ長調を練習するだけではせっかく大バッハが書いてくれたのに申し訳ないです。では、どうするのか?これがわかる人は例え楽器が弾けなくても、相当の音楽のセンスの持ち主だと思います。

答えは上の文章の中にあるのですがお気づきでしょうか。そう移調するのです

まず一音高く移調します。理論は簡単ですが、実践は最初は難しいと思います。

ハ長調ですので一音高く移調しますとニ長調になります。最初のドミソミド(シ♭)ソを一音高くレファラレファ(ド*)ラと読みます。ニ長調ですからファとドには♯が付くのですが原調が(シ♭)ですので(ド*)はド(ナチュラル)になります。

ですから一音高く読み込みながら、ファドにはシャープをつけて弾いていくわけです。chiakiはこんな練習はしたことがありませんので、まずニ長調に移調した楽譜を書かせました。運指も当然変わりますが、ハノンの音階とアルペジオを全調練習していれば問題はないはずです。

前にも紹介したことがありますが、若き日のバックハウスがグリーグのピアノ協奏曲のコンサートの折のことです。昼間のリハーサルで弾くピアノは何と調律が狂っており半音低かったのです。調律師が間に合わなかったため、バックハウスは急遽協奏曲を変ロ短調に移調してオーケストラとのリハーサルを終えました(グリーグの協奏曲はイ短調)。要するに半音あげて弾いたのです。そして本番では正規に調律されたピアノで本来のイ短調で何もなかったように演奏したとのことです。芸術家である前に職業音楽家を彷彿とさせるエピソードですね。大体変ロ短調が♭がいくつついているかご存じですか?すぐに思い浮かびませんね。

♭記号の場合♭が一つ増えるたびに4度上がり(5度下がります)

ニ短調(♭1個)ト短調(2つ)ハ短調(3つ)ヘ短調(4つ)変ロ短調(5つ)・・やっと出てきました。

音程の1度は同一音程です。ですからドとレは2度になります。ハニホヘトイロは音名で、ドレミファソラシは(音)階名です。CDEFABは音名です。

さて♭はシ、2個目はミ、3個目はラ、4個目はレ、5個目はソにつきます。これも4度上がって(5度下がって)います。ちなみにシャープ系の場合は5度ずつ上がります。ですからシャープ系は5度づつ上がり、フラット系は5度づつ下がると覚えれば記憶しやすいと思います。

小中学校で覚える調の読み方は最悪?と思いませんか。シャープ系はト長調、フラット系はヘ長調、ちなみに同一調号の短調は平行調と呼ばれ長調の調性名より3度低いですから結局2つ覚えて、循環の法則を覚えればいいということになります。

なお楽器などを習われていてこのことを先生に教えてもらっていましたら、相当にいい先生に巡り会ったと思います。もちろん私の独断ですので、あまりかどを立てませんように?

でも上記で苦手な楽譜のことがほとんどわかったような気にになりませんか?

今日はとんだ音楽教室になってしまいました。最後までの拝読ありがとうございました。

2008年5月29日 (木)

chiakiのピアノレッスン バッハの小プレリュード

こんばんは。chiakiのピアノレッスンです。前にもお伝えしましたように、再開後のピアノはパルティータなどの上級の曲はやりません。ずっと以前からやりたい、やらせたいと思っていた曲がバッハにはたくさんあります。小前奏曲とフゲッタ(小フーガ)です。

以下は6つの小前奏曲の第1番ですMsoqpiop

一見何のことはない易しい楽譜ですが、装飾音がなかなか骨がおれます。これをCDなどを聴かずに自分の思うとおりに弾いてみてください。そして何日か弾いてみたあと以下のグールドのCDを聴いてみてください。
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このCDはグールドのCDのなかでも傑作の部類にはいります。まずグールドのこれらの曲に対する姿勢ですが、真摯なものがあり、使い古された例え話「ライオンはいかに弱い相手であっても全力で戦う」を想起させます。これがモーツァルトで人をおちょくった同一人物とはとても思えません。

極端にいえばグールドがバッハで見せるテクニックはこのCDにほとんど含まれているのです。

オリジナルは「リトル バッハ ブック」でジャケットは少年時代のグールドがピアノを弾いている写真です。

バッハが嫌い、あるいは苦手な子供さんに是非聴かせたいCDであり、曲集でもあります。

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